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【Episod2-㊽】娘のピアノはどのくらい上達したのか?(前編)
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章~
クローゼットにピッタリ収まる電子ピアノを買ったことから、娘に5歳からピアノのレッスンを教え始めました。
当初は母親の私が教えていたのですが、やはり親子だと感情的になってしまいます。
ヤル気がなくなり一度は止めたものの、
お隣の花木さんに教わる事にしてから、
順調にレッスンは進んでいきました。
バイエルから始まって上・下巻も終わった
小学校二年の春、
問題が起きました。
先生が、
「これからはブルググミュラーに入るので、まずは最初の“素直な心”を弾きましょう」
と言うと
娘は少し不機嫌な顔で
「最後の曲がいい」
と言い出したのです。
えぇぇーーー
何でそんな事言うのぉ?
母親の私も娘の真意がわからず唖然。
だけどそこは花木先生はベテランなので
全く動じる様子がありません。
25番目の最後の曲は“貴婦人の乗馬”
軽快なテンポで楽しい曲です…が
やはり最後の曲だけあって難易度は高い。
先生が少し弾いてみてくれて、
「こんな曲だけど、これがいいの?」
と聞くと
娘は思いきり頷いて
「うん!」
といいました。
どこまで肝が座っているのでしょう
母親の私の想像を超える発言や行動は
この後大きくなってからも度々あり
その度私は驚き、冷や汗をかきました。
実はこの“貴婦人の乗馬”という曲は、
家の電子ピアノに入っていて、
昔からよく聴いていた曲でした。
娘は絶対音感があるので、聴いたことがあり
知っている曲だと確かにあっという間に弾けるようになってきました。
だけど今回ばかりは一足飛びに最後の曲なんて弾けるわけない…と思っていたところ
すぐ貴婦人の乗馬を弾けるようになりました
そしてその後は先生が大切という3曲ほど
弾いて、ブリュグミラーは終了となり
ソナチネに入りました。
弾けるだけで、曲に感情を乗せたりする部分はどうかというと、これも歌が上手いのもあり、恥ずかしいと思うより前に、曲に感情が乗ってしまうタイプでした。
ピアノ…向いてて良かったね。
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次回:娘のピアノはどのくらい上達したのか?(後編)
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