【Episode０-⑭】宅建試験本番前に夫の驚愕の事実判明
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
〜結婚時代編～
娘は生後６ヶ月でお座りが出来るようになり、気づくとつかまり立ちも始め目が話せない時期になりました。
この夏、米国のＩＴバブルが崩壊し、
その影響が広がり日本の完全失業率は過去最高の５％を記録。
“あぁやっぱり無理に（夫を）就職させず資格取得を選んだのは間違いじゃなかったなぁ”
と感じていました。
そして夫は10月の宅建試験に向けて、
私の作ったお弁当を持ち学校に行くという日々を送っている…はずでした。
しかし１０月に入りいよいよ試験本番前の全国統一模試が始まると、現実が一気に表面化しました。
試験での合格判定は惨憺たるもので、7割でボーダーラインのところ３ヶ月前と変わらず3割しか点数が取れていませんでした。
直前コースなども追加し学校で講義も受け、自習室で毎日夕方まで勉強していたにも関わらずです。
さすがに私も憤りを隠せずこの結果を問い詰めると、夫の口から驚愕の事実が告げられたのです。
「学校には行ってない」
私の頭は真っ白になりました。
「それなら一日何をしてたの？！」と聞くと
「街をブラブラしていた」と夫
「お弁当は食べてたよね？」と聞くと
「公園で食べてた」と言うのです
怒りを通り越して
“あぁここまで違うんだ”
“自分の考えている範囲で人は動かないんだ” としみじみ学びました。
そして50代の今は、
向かないことを元夫に押し付けた
私が悪かったと思っています
次回：宅建試験は当然の結果…そしてそれから
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