【Episod2-㊹】お母さんサンタクロースはとっても大変!(後編)
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章~
夏休みに自転車に乗れるようになった娘に
クリスマスプレゼントとして
お母さんサンタクロースは張り切って
水色の自転車を購入。
それをクリスマス当日まで
2階の奥の部屋に隠しました。
そしてめでたく自転車は娘に見つからず
24日の夜を迎えました。
この頃は1階のリビングに布団を敷いて
眠っていました。
疲れ果てると私の方が先に寝てしまうこともありましたが、今夜はそういうわけにはいきません。
自分さえバタンキューしなければ、まだ小学校一年生の娘は遅くとも22時00分までには寝てくれます。
クリスマスイブのこの日も確か楽しくケーキなぞ食べ、少しサンタさんの話しもして先に眠ってくれました。
でも娘が眠ってから重大な事に気づいた私。
夜中に娘がトイレに起きるかもしれない
そのさいに既に自転車が枕元にあったら
ここまでの苦労が全て台無しになっちゃう。
そう思うと作戦を変更せざるおえません
明け方に何としても起きて、
2階から自転車を降ろすことにしました。
あぁ目覚ましかけたら娘も起きちゃうかもだし、どうしよう?
そう思いましたが、朝私より先に起きることなど一度もなく起こしても起きなくて大変なくらいなので、この点は大丈夫かなと思いました。
そんなこんなでジレジレしながら私も眠りにつき、娘はトイレで起きることもなく明け方になりました。
5時くらいに目が覚めた自分に
エラいぞ私!と思いながら2階に行き
自転車を持ち上げて階段を降りました。
プレゼントをもらう子供もワクワクするでしょうが、サンタさんの方がよりワクワクするものですね。
枕元に無事置けた水色の自転車は、
子供用とはいえ部屋の中では大きく見え
物凄い存在感を醸し出しました。
いいゾ!いいゾ!と達成感を感じなから
私はまだスヤスヤ眠る娘の横で再び眠りにつきました。
2時間ほど経って、
その時はやってきました
「あぁーーーーーーーー!」
娘の驚きの声で私も目覚めました
「サンタクロース来た♪」
そう言って大はしゃぎ。
私は喜んでくれたのと
お母さんサンタクロースミッションが
大成功したことで
本当に本当に忘れられない
素敵なクリスマス貴重な思い出
となりました。
誰かを喜ばすこと
誰かのサンタクロースになること
これは人生で幸せになる
一番王道な方法ですね。
可愛い娘がいてくれて良かった
ありがとうね。
次回:お母さんサンタクロース大成功がもたらしたもの
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