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【Episod2-㉕】ところで、一軒家の住心地はどうだったのか?


50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章〜

シングルマザーが中古の一軒家を購入したあと、DIYそして電子ピアノ・娘のピアノレッスンと、その時々目の前のことに邁進してきました。

ところでアパートから一軒家へ移り、
娘と2人の暮らしはどうなったか?
これが流れとしては本題だったのに
まだ振り返ってなかった。
そう2階建ての一軒家に移ったのに

六畳一間のアパート暮らしをしてました

正確に言うと2階の和室しか
使ってなかったのです。
長押をぶった切り無理矢理砂壁に壁紙を貼った、あの和室です。

この部屋にエアコンを付け、 
夜 → 布団を1組敷いて娘と二人で寝る
朝 → 布団を畳みテーブルを出し朝食
もちろんテレビもこの部屋にあります。
ベランダの出入りもこの和室だったので
取り込んだ洗濯物もここで畳む。

業者にリフォームを頼んだ1階のリビングも
DIYでクロスを張り替えた娘の部屋も全く使ってなかったのです。

私は1階のキッチンで食事を作り、それを2階の和室に運び食べ終わったらまた1階のキッチンにお皿を戻すという非効率的なことをしていました。

確かに部屋数があったので物をどこに置こうか考えるストレスからは解消されました。

人間って面白いですね
手に入れると満足しちゃうのかなぁ

そういえば50代の現在も
システムキッチンに食洗機あるのに
使ったことないや!


もしかしてこの性質は私だけ?

でも人間って自分事として体験してみたいんですよね。
母子家庭だからアパート暮らしみたいな凝り固まった考えから外れて、30代にはマイホームを体験したかった。
そしてそれを自分の力でできて本当に良かったと今は思ってます。

やりたいことを諦めていく人生だと、
そのうち何が欲しいか分からなくなっちゃうし、何より娘にそんな姿を見せたくない。
更に何もできないことを娘のせいにして
被害者意識で生きていきたくなかった。

だから突き進んできた私を娘はこう言います

「お母さんは宇宙一強い!」

これ当時は娘を守り抜けているんだなぁと
勘違いしていました。

そうこれ勘違いなんです。
本当に娘が幸せで満足した暮らしを送れていたら、きっとこう言ってくれてたでしょう。

「お母さんは宇宙一優しい」

もう、いわゆる子育ての時期を過ぎた私の
後悔です

だから今現在進行系のシングルマザーの
お母さん方に伝えたい

頑張りすぎないで
お子さんと一緒に過ごせる
今この瞬間が幸せそのもの


次回:保育園の行事にまつわるetc…


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