【Episode１〜③】さあ次は私の出勤初日！

50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~新米シングルマザー編~

娘が保育園にすんなり慣れてくれて、次は私の初出勤の番です。初出勤といっても結婚前２年ほど働いていて、結婚期間中は在宅で仕事ももらっていたので育休明けのようなイメージです。母もパートで働き続けていたので、全くお初の会社に働き始めるのとは違い不安は少なくてすみました。

駅にして３駅、距離は８kmを自転車で通勤。もちろんその途中で娘を保育園に預けるために寄り道すると、トータルで１時間前カゴに子供を乗せるママチャリは重く大変でした。しかしながらジム通いを止めた私には、ちょうどいい運動であったと思います。

会社に着くと出戻りのような恥ずかしさはありましたが、すんなり皆も受入れてくれ私も以前の気持ちにすぐ戻れました。
仕事内容は、結婚前は運動用品の卸業務の一環で、ユニフォームに刺繍をするためのデータ入力をしていましたが、それとは違う部署になりました。私が退職したあと、ネット部門を当時23歳でアルバイトだった男の子が立ち上げていて、そちらの業務拡大のために人が必要になり私に声がかかったのです。仕事内容も結婚期間在宅で請け負っていたものからだったため、職場環境と同じく負荷が少なくて済ました。
アルバイトだった男の子はもちろん正社員になっていて、20代後半。
本当に私の居場所を作って待ってくれていたようで、更に彼と社長には感謝しました。

そしてお昼ご飯は母と外でランチをして過ごせる…あんなに離婚までの道のりは険しかったのに、始まったシングルマザーの道はスルッと私の人生に馴染んでいきました。

次回：初任給と保育園で始めて問題勃発


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