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脱・富裕層の3Kビジネス│「稼がない」「雇用しない」「経費を使わない」

こんにちは!お金持ちに縁がない税理士けんじです。

世の中って建前では多様性やSDG'sとか言いつつ、逆に資本主義を超えて拝金主義じゃね?とすら感じています。

多くの経営者やベンチャーが、顧客の拡大を目指し上場や株の売却を狙い、
投資家が、それに投資し大きなリターンを狙っています。

しかし僕は、その風潮が苦手だし、違う世界とすら感じています。

そんな僕が実践しているのが、「稼がない」「雇用しない」「経費を使わない」の脱・富裕層の3Kビジネスです

国民負担率45%超で頑張れる?

2024年の国民負担率は45%で、ザックリ言えば1年の半分は国のためだけに働くようなもんです。

そこまで納めても、老後が安心できないのが今の日本の制度です。
そして不安ばかりが先行して、現状を悲観ばかりしています。

であれば、必要な収入を安定的に確保し、家族との時間を増やしたり、自分の満足度を追求するほうが幸せのような気がします。

SNS上のキラキラした贅沢はできませんが、時間とお金のバランスの取れた幸せを目指したいです。

(必要以上に)稼がない

生きるうえでお金は必要不可欠ですが、死ぬまでに使い切れないほどのお金は必要ありません。

書籍のDIE WITH ZEROでも紹介されていますが、死ぬまでに上手にお金を使うことのほうが重要です。
だって、死んだ後にお金なんて使えないし、死後の世界に持っていけないから!

経営者になると、売上目標を立てたくなります(目指せ年商1億!とか)

しかし、僕の3Kビジネスにおいては、
最初に欲しい利益(所得)を決めて、それに必要な売上高を逆算します。

そして、その売上を上限に、仕事をセーブするか、客単価を上げる努力に移行します。

(スタッフを)雇用しない

経営のミニマリストに近いですが、僕の3Kビジネスでは、スタッフを雇用しません。

昭和のように、「嫌ならな辞めろ、代わりはいくらでもいる」なんて理論は令和では通用しません。

これからは、人の労働力は希少で、とても貴重な存在になっていきます。

そのため、人件費は上がり続け、労働環境を上げる法整備も進みます。

そんな環境をお金がない中小企業が整えられるわけありません。
やろうとすれば疲弊して倒産するだけです。(既に起きつつあります)

であれば、最初から雇用しないことを前提としたビジネスを探したほうが簡単です。

これからは、労働集約型のビジネスの淘汰の時代になる予感です。

経費を(無駄に)使わない

僕の3Kビジネスは、売上が少ないのでお金が貴重です。

何に経費を使うかを十分に考える必要があります。
けっして全く経費を使わない。という意味ではありません。

以前なら、したり顔でビジネスは人脈!とか考えたことありましたが、

投資に対して、広がった人脈や、それに対する売上というリターンが見合ってないのもわかりました。

であれば、どんな広告がが効率的か、今の顧客を満足させる設備投資をすべきか、業務の効率化をする設備投資をするか。などもっと考えることがありました。

こんなの当然と言えば当然ですが、世の中の多くの社長さんは、漫然とゴルフコンペをし、スナック・クラブで飲み食いし、必要のない出張をしています。

さいごに

数年前から、終わっているのは自分ではなく、日本のほうが終わってる?と感じて、ビジネスモデルを模索し始めました。(今も)

ひとつのモデルとして、あえて稼がない3Kビジネスを紹介しました。

1千万円の利益を残すなら、
売上3千万円で経費2千万円を使うより、
売上1千5百万円で経費5百万円の方が簡単という発想です。

間違っているかもしれませんが、みなさんの意見はどうでしょうか?

いろんな考え方があると思うので教えて下さい(^^)

サポートしてくれたらうれしいです! これからも面白く有用であたなを満足させる記事をいっぱい書きます!