ガールズバンドが強すぎる

HumpBackを代表格としたそれ以降のガールズバンド達。その勢い
は凄まじく、今や自分の聴いてるバンドはほとんど女性のバンドになった。そこで、今回は最近人気のガールズロックバンドを紹介したいと思う。

まず最初は、春にメジャー1stアルバム「覚悟を決めろ！」を発表したサバシスター。元々Hi-Standardを聴いていたらしく、ギターは激しく歪みがかっこいい。なんといってもデビュー前は横山健のレーベルPizza of death所属ということで尊敬するハイスタのメンバーに見初められるというすごいことをさらっとやってしまうところに憧れてしまう。
アルバムもシングル「ジャージ」「タイムセール逃してくれ」等ヒット曲も満載なので、飽きることなく楽しめた。特に６曲目のバラード「しげちゃん」ではその真っ直ぐな歌詞に不覚にも涙してしまった。夏フェスも引っ張りだこだったサバシスター。
これからも楽しみである。

続いてはリーガルリリー。こちらも夏にfull album「kirin」を発表。前半から立て続けにシングル５曲持ってくるという、とんでもない荒技を披露する。キャッチーな曲
が続くので出だしから圧倒される。Vo高橋ほのかさんはお母さんの影響で、幼少の頃からUKロックを聴いていたらしく、そのせいかギターの音色がどこか90年代っぽい。懐かしさもあっておじさん受けするバンドかもしれない。

最後はFINLANDS。アルバム「SHTTLE」はオリジナルというよりは、過去曲を寄せ集めたオムニバスらしい。が、いい曲が多く内容は素晴らしいと思う。
FINLANDSといってもバンドではなく、今や塩入冬湖さん一人になってしまったが、サポートメンバーの力を借りて、立派なライブバンドだと思う。その独特の歌詞、個性的な歌唱法から椎名林檎を引き合いに出されそうだが、意外にもルーツはスピッツらしく、中学生の時に見たスピッツのライブが原点になってるらしい。これからの活躍を楽しみにしてます。

まだConton Candyについても書きたかったが、長くなりそうなので次の機会にします。

ありがとうございました。