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ハラスメント加害者は、自分の無意識に「ハラスメント自動化システム(人を傷つけずにはいられない根の部分)」を創っている!


彼らは、比較の世界に心を置き、「健全な努力」をしないで、「不健全な劣等感」を創り出しています(量産)。それが無意識レベルで纏まり「深刻な劣等コンプレックス」になっています。これが「ハラスメント自動化システム(人を傷つけずにはいられない根の部分)」なのです。

自分で創った「ハラスメント自動化システム(纏まり)」によって、自動的(無意識のうち)に人を傷つけるようになるのです。そして、自分の「纏まり」に属している感情(劣等感など)と似た感情を食らうようになりますので、相手にも劣等感を抱かせようとします。相手を傷つけ、相手の自己効力感を下げ、自分は劣っていると思わせて、劣等感を抱くように仕向け、そしてその他人の感情を感じて、自分の深刻な劣等コンプレックスを肥大化させているのです。

コンプレックス(複合的な感情の纏まり)は、同じ感情で纏まっていきます。そして肥大化していくのです。

そして昨日もお伝えしたように、

フランスの精神科医である、モラルハラスメントの提唱者マリー=フランス・イルゴイエンヌの言っている通りです。まさにモラルハラスメント加害者は精神の吸血鬼であり、自分にないものを相手が持っていたら、破壊するために付き纏う…。流石フランスの精神科医!

モラルハラスメントの提唱者である精神科医が言うように、モラルハラスメント加害者は、自分にないものを相手が持っている場合、付き纏って壊そうとします。加害者は「誠実性」が無いので、誠実な人間を悪人扱いして、心を壊そうとするのです。

モラルハラスメント加害者はストーカー気質で、非常に「不健全」な人間です。真逆の道(不健全)へと進んでいる。彼らは自分にないもの(健全さ)を相手が持っている場合、付き纏ってそれ(健全さ)を奪おうとするか、壊そうとする…。だから「健全さを大切にする人たち」が狙われることがあるのです。

他人から奪おうとせず、壊そうとせず、「努力をして、自分で創る」ということを覚えて欲しいと思います。「創る」ことには、脳の前頭前野(人間らしさの司令塔)が深く関与しています。この部位は自分次第で活性化させることが出来るのです。壊すのは簡単。創るのはとても難しい。だから価値がある。

努力して創る、これで脳の前頭前野の活性化に繋がり、深刻な劣等コンプレックスも紐解かれやすくなります。加害者は、健全な生活、そして努力をして創っていくことをしないと、良くなることはありません。

とある不健全な加害者は、大きく変わった時に、自分の心の傷に気づきました。それは過去、一生懸命健全な努力をしていたことを家族から嘲笑され続けて、そして、不健全な人間にシフトした(加害者に同一化してしまった)と。こうやって勇気を持った人間は、自分の傷を自覚して自分を取り戻していく。

これが「恐怖への同一化」であり、恐怖対象に同一化することで、対象の考え、価値観、感情などを自分のものだと信じ込んでしまうのです。研究者は、人類の9割が自分を見失っていると言っているけど、そのくらいだと思う。10人中1人くらいしか本当の自分に気づけていない。9割は他人を生きている。

モラルハラスメント加害者は、恐怖対象に出くわして、逃げる、戦う、同一化する。この中で、「同一化」を選択したのです。防衛と言えば聞こえは良いですが、言い換えれば、悪魔に魂を売った者(自分を生贄に捧げた)です。そこから心の中の戦いで自分で創った悪魔に打ち勝つことが出来るかどうかです。

では、恐怖に同一化していたことに気づき、自分の心の傷にも気づいて、そこから自分の親になろうとし始めた人達に何が必要か。

それがこれです。


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