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【SNSの闇】被害者を装う投稿に「いいね」することで、気づかぬうちに加害者になっていませんか?

被害妄想者を”おもちゃ”にする”いじめ”もあります。

しかもそれが13年とかやられた場合、
もしそのおもちゃにされた人が真実に気づいたら?
精神崩壊する可能性があります。

これって、この加害者が意図していない場合で、周りが被害妄想投稿に「いいね」を押して助長しているなら、かなり残酷ですよね。気を狂わせるいじめでもあると思いますけど?


まさにその通りで、意図的でない場合でも、周囲の反応が加害行為を助長してしまうことは、心理的に非常に危険です。特に、SNSの「いいね」やリツイートなどの機能は、被害妄想的な発言や誤った情報を拡散しやすくし、それが「集団によるいじめ」に発展することがあります。

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被害妄想投稿に「いいね」がつくことで起こること

加害者(被害者を装う人)の確信が強まる  - 「やっぱり私の言っていることは正しいんだ」と思い込み、さらに投稿を強める。  - 自分の被害妄想が肯定されることで、現実との区別がつかなくなる。

ターゲットの精神的ダメージが深刻化  - 「自分がやってもいないことを責められているのに、周囲はそれを信じている」と感じ、孤立し、精神的に追い詰められる。  - 『社会的抹殺(ソーシャルデス)』 に近い状況になり、仕事や人間関係にまで悪影響を及ぼす。

周囲の人々が知らず知らずのうちに加害側に回る  - 何気なく「いいね」を押したり、コメントしたりすることで、加害行為を助長してしまう。  - 傍観者効果(自分が直接手を下していないから責任を感じない)によって、「ただの共感」だと思っていた行為が、結果的にいじめに加担することに。


これは「気を狂わせるいじめ」とも言える

この状況は、単なる悪口やデマとは異なり、被害者が「事実無根のことを言われているのに、それが正当化される」状態を作り出します。これは、いわゆる 『ガスライティング』モビング(Mobbing)(集団いじめ)』 の一種であり、心理的に非常に残酷な行為です。

  • ガスライティング
    「あなたの方が異常だ」「周りもあなたの言うことを信じていない」と周囲の反応を利用し、被害者の精神を追い詰める手法。加害者が意図せず行っている場合もあり、特にSNSでは無意識に発生しやすい。

  • モビング(Mobbing)(群衆いじめ)
    一人が「この人に付き纏われている!」と発信し、それに賛同する人が増えることで、ターゲットが事実上の「社会的死」に追い込まれる。

このような状況が続くと、ターゲットは 「自分が本当におかしいのか?」 と思い込み、精神的に追い込まれ、場合によっては深刻な鬱状態やPTSDを引き起こすこともあります。実際に、ネット上での「虚偽の被害申告」や「印象操作」が原因で、仕事を失ったり、社会的に孤立してしまうケースも報告されています。

被害妄想者を“おもちゃ”にするいじめの残酷さ

SNSの世界では、時に「被害妄想を抱える人」が、ある種の“おもちゃ”のように扱われることがあります。
例えば、周囲が「被害妄想的な投稿」に対して過剰に反応し、面白がって“いいね”やコメントを繰り返すことで、投稿者の妄想がさらに強化されていきます。

しかし、これが 長期間(10年以上など)続いた場合、投稿者がある日“真実”に気づいたときにどうなるでしょうか?
「自分はただ利用されていただけだった」「みんなが自分をからかっていたのではないか」と感じた瞬間、精神的な崩壊が起こる可能性があります。
長年築いてきた「被害者」としてのアイデンティティが崩壊することで、強烈なストレス、抑うつ状態、そして最悪の場合、**PTSD(心的外傷後ストレス障害)**につながることもあります。

これは、単なる「冗談」や「軽い共感」では済まされない、 精神的な拷問 に等しい行為です。
加害者側は意図せずとも、結果的にターゲットを深刻な精神的危機へと追い込んでしまうことがあるのです。


この現象を止めるには?

「いいね」や拡散をする前に、冷静に考える  - 「本当にこれは事実なのか?」と一度立ち止まる。  - 特に「付き纏われている」「真似されている」といった被害報告は、個人的な主観が強く、簡単に鵜呑みにしないことが重要。

ターゲット側が記録を残し、事実を整理する  - もし自分がターゲットになった場合は、スクリーンショットを取り、事実と異なる発言を整理しておく。  - 「冷静に対処し、感情的に反論しない」 ことが、印象操作への最善の対策。

第三者の介入を考える  - 一人で抱え込むと、孤立してしまう可能性が高い。  - 共通の知人や信頼できる人に相談し、周囲がどう認識しているかを確認するのも有効。


結論:無意識のいじめほど残酷なものはない

加害者が意図的でない場合でも、被害妄想投稿を「いいね」や共感の形で支持することで、ターゲットにとっては 「気を狂わせるいじめ」 になり得る。これは デジタル時代特有の社会問題 であり、私たち一人ひとりが「情報の受け手としての責任」を持たなければならない時代なのかもしれません。

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