モラハラ気質なりの配慮
モラハラ夫婦のハラ子です。
先日あった話。
モラ男も「自分がモラハラ気質」である事を
自覚しています。
その為、他者との会話には十分配慮しているらしく
その配慮はモラ男自身が円滑に、気持ちよく人間関係を
構築していくのに必要不可欠であると考えています。
モラ男にとっての「言いたい事を思った様に言う」のは
場合によってはとても攻撃性が高い。
モラ男自身は攻撃するつもりはなく
簡潔に、端的に、効率よく、的確に、
伝えようとするがあまり、ダイレクトアタックすぎて
攻撃力が高くなってしまうのです。
その攻撃性が高いが故に、攻撃力のある表現を
攻撃力低めな表現に変換するという作業は
モラ男にとっては労力を要する。
「言いたい事を思った様に言えないストレス」
は誰しもが感じた事があると思いますが
変換にかなりの労力が必要なので
ストレス値も高いのかなと思います。
では、その会話の相手が
同じモラハラ気質である私の場合。
配慮はゼロ。笑
例えば、私の作ったお料理がイマイチだった時の話。
「ちゃんと出汁とった?」
「調味料は何を入れたの?」
「そこで手を抜くからよくない」
「塩分はこのくらいの割合って考えた?」
「このおかずとこのおかずの組み合わせは
栄養バランスがイマイチ」
「これは食材選びがよくない」
「焼き加減が甘い」
総合して
「もっとちゃんと考えないとダメだよ」
「俺ならもっと上手くできる」
くらいのことは言ってくる。
普段我慢している分
攻撃力を上げてディスってくるまである。
(センスないとか)
きっと、
「せっかく作ってくれてるのに文句言うなんて」
「そんなこと言うなら自分でやればいいのに」
「一生懸命作ったのに」
と思う人も多いと思いますが
私はそうは思わないし、腹も立ちません。
私にとって
一生懸命作ったかどうかはどうでもいい。
おいしいかどうかが最重要。
私だっておいしいものが食べたいし
モラ男にとっておいしいものを食べさせてあげたい。
だから私は腹が立たないし、むしろ
「たしかに」「なるほどね」
とさえ思って聞いています。
モラ男自身もお料理を
やるからこその指摘であるのと
ただただ
「おいしいものが食べたい」
という思いからくるものであると
私は理解しているから。
決して文句ではなく、解決策の提案なのです。
実際に先日、私が作ったお料理に対して
モラ男のダメ出しを聞いた友達は
「聞いてて耐えられない」
「ヒヤヒヤした」
と言っていました。
モラ男の「配慮ゼロ」の言葉は
相手によってはモラハラになるけど
相手によってはモラハラにはならず
むしろいいアドバイスになる。
ただ。
配慮ゼロの発言をする人の中には
配慮ゼロの言葉を受ける側になった時に
怒る人もいます。
それは完全に身勝手なモラハラ。
自分は人に対して厳しい事を言うのに
自分が厳しい事を言われるのは耐えられないのは
ただのわがままです。
そういう人とは一緒にしてほしくないなぁ。
今回とは逆に
モラ男の作ったお料理がイマイチだった時に
私が指摘しても
怒らず素直に聞いてくれます。
モラハラが成立するかどうかは
モラハラ発言しがちな側の意識と
発言を受ける側のタイプにもよると思いました。
とはいえ、配慮は大事。
私に向けた言葉だとしても
聞いている第三者がいる事への配慮。
ヒヤヒヤさせてしまった友達には申し訳なかったです。
これは私も気をつけなきゃいけないなと思いました。
と、ディスってくるのはよくない。
「センスない」は言い過ぎ。
けど、そこも受け止めてあげられるのは
姉さん女房の器の大きさだよ♡笑