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デキる子って、どんな子?

子どもの頃に「この子はデキる子」と言われたら、「ほめられた」と思っていました。実際、私はほとんど言われたことはないのですが(笑)

主に中学・高校生以降の進路相談をお受けしますが、たまに幼稚園、小学生のお子さんをもつお母さんから尋ねられることがあります。
・ 英語教育は、小さい時から始めたほうがいいですか?
・ どんな習い事をさせるといいと思いますか?
お子さんの将来を考え、ご自分が苦労された事を思い出し、最善の道を模索されるご両親。本当に頭が下がります。良い子に育って欲しい、できる子になってほしい。そのお考えに間違いはないと思います。

「デキる子」とは実際にどんなお子さんのことを言うのでしょうか?先日、インターネットの記事に掲載されていたものを引用致します(一つの考え方、捉え方としてご覧ください)
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「デキる子」とは?
昔:大人の言うことが聞ける子


情報リテラシー(情報を自己の目的に適合するように使用できる能力)を持つ
様々な価値観を認める(価値観が違うのは悪いことではないと理解する)
自分自身を理解し意思を伝える(子ども自身が自分について理解し、親に意思を伝える)
誰かと協力して何かを成し遂げること(協調性や思いやりを持ち、誰かと協力して何かを成し遂げる)

昔は、変化を求めずに画一的な生き方を選択できること、大人の言う通りに行動したり勉強したりできることができる子や優秀な子の条件でした。
人々の生き方が多様化している現代では、画一的な生き方は通用しなくなり、上記の4つの力が子どもがすこやかに生きていくために必要な力と考えられます。(田口るいさんのコメントを引用)
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私は、デキる子とは「その時代に合った生きる力を身に付けている子」と、捉えるべきでは、と考えます。そして更に考えるとご両親の世代の「デキる子」から現代の「デキる子」に、ご両親ご自身がお考えをシフトすることが求められているような気が致します。

                              モラゴリ

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