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45歳 子宮頸がん記録2 【癌になってガーン】
はじめに。
子宮頸がんと一言で言っても、種類があったり、段階があったり、その人の状況、立場などによって、捉え方は様々だと思います。
ですが、このnoteは、あくまで私視点からの記録となります事を、ご了承ください。
地元の婦人科に行ってから、もしも自分が子宮がんだったらと、時折考えていた。
仮にそうだとしたら、子宮を取ることになるのだろうか…もしも、そうだとしたら…
生理のたびに「子宮もういらねええええw」と思っていた私は
もう子供を産むつもりもなく、正直、子宮を取ることに、なんら抵抗を感じなかった。
45歳の私の周りには、何人か子宮を取っている人がいて、皆声をそろえて「生理来なくて楽になったよ!」と聞いていたので、自分も取りたいなと思っていたほどである。
そして12月の頭、再診の日の朝、携帯が鳴った。
産婦人科からである。
病院「T子さんですか。⚪︎⚪︎産婦人科です。
病理検査の結果ですが、今日、必ず聞きに来てくださいね!」
ちょwwwwwなにそのwwww念押しwww
絶対良からぬ結果やんww
病院は夕方からだったので、私は大好きな岩盤浴に行き、ほげぇ〜〜〜〜wと過ごしたあと、そのまま病院に向かった。
先生「この間の検査の結果なんだけどね。体癌は陰性だったんだけど。頸がんの方が…ひっかかってね。すぐにでも!大きな病院行ってくれるかな!」
すぐにでもwww
本来穏やかに話してくれる先生が、焦った様子で話すので
わい「えw私のヤバイ感じですか?w」
先生「それはね!大きな病院で精密検査してみないとわからないからね(汗)とにかく早く行って!年内にもね!手術した方が良いかもだから!」
年内ってww今日12月5日ですけどwww
Out of the blue まさかまさの 急展開〜♪
頸がんの判定には【AGC(ClassⅢ)】異型腺細胞
と書いてあった。
その日のお会計【1,150円也】
そして5日後、地元の総合病院に行った。
担当してくださる先生は、産婦人科主任の女医の先生だった。
前回よりもより詳しい細胞診をするための細胞を取るなどした後
先生「T子さんね、これから詳しく調べるけど、とにかく手術は絶対してもらうからね。2~3週間くらい入院してもらうことになると思う。1ヶ月は仕事できないと思ってね」
わい「3週間すか?!手術はもう絶対なんですよね。てことは私、癌ですか?」
先生「そうだね、癌には癌だね」
きたあああああああああああ!!!!
これぞ正真正銘の!!
「ガンになってガーーーーーン!」の瞬間だッー!
子供の頃から「ガンになってガーン!」とは言ったものだったが、それはジョークすぎなかった。私は元々、くだらないことばかり思ってしまう人間なので、その時も、真の「ガンになってガーン!」と言える身となった!などと、心の中でほくそ笑んだw
癌と言われても、その時点でのショックは、ほぼ皆無。やっぱりな。という感想だった。
まあ、それはその時点での知識不足と、あくまで子宮系の癌だからで、他の癌だったら、また心境は違ったと思う。
癌と言われた時、他に思った事は
・ああ、お金いくらかかるんだろう…しかも、1ヶ月も仕事休むなんて…。
・モキュを介護してる時じゃなくてよかったぁああ
(2年前までペットのうさぎの介護をしていました)
・2月の乃木坂のLIVE行けるかなぁ?
・あ!3月の息子の卒業式には大丈夫だよね!
などなどが頭を過った。
わい「要観察、とか無いんすかねぇ?w」
先生「ないない!絶対手術!初期じゃないから!でも、手術が出来るってことは最悪な状況ではないってことだから。最悪だったら手術も出来ないよ!転移して無いかとか、調べないといけないから、年内はいろいろ検査してもらって、手術は来年1月の早いうちにしようか!」
なるほど。最悪だったら、手術も出来ないのか!手術をしてもらえるということは、良いことなんだ!と捉えた。
流石に年内の手術とはならなかったが、あれよあれよと、CT、MRの検査日、家族付き添いで結果を聞く日が決まった。
初めて会った先生だけど、聞いた事はハキハキ笑顔で答えてくれて、私はなんだか先生が好きになり、「キミにきめた!」と心の中で思ったw
その日のお会計【11,400円也】
グゴゴゴゴwまた1万越えかよwwww
思わず会計の人に、たっかwwと言ってしまったw
今度のCTとMRで、いくらするんだろう…
これだけあったら、どれだけ推しのライブやアクスタが買えたんだっー!ぴえんw 悲しかったw
次回予告【シ.キュウ.ガ.ン ノ サイン】
【うさぎのモキュ】
14歳まで長生きしてくれた、我が家のモキュ。寝たきりになって1年半、介護をしていました。とっても可愛くて賢くて、大切な家族でした!モキュを介護していた時は、長くても3時間程しか外出出来なかったので、その時に入院となっていたら、私は辛くて泣いていたと思います。
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