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45歳 子宮頚がん記録3 【シ・キュウ・ガ・ンノサイン】

前回の話

はじめに。
子宮頸がんと一言で言っても、種類があったり、段階があったり、その人の状況、立場などによって、捉え方は様々だと思います。
ですが、このnoteは、あくまで私視点からの記録となります事を、ご了承ください。


(そうか、やっぱ癌だったのか…)

病院の近くにマクドナルドがあり「ガンでかわいちょーなわたち、マックのアップルパイたーべよ^o^」と、ドライブスルーに寄った。

そして、旦那さんにLINEで「やっぱ、手術だって!2週間くらい入院する事になるかも!」と送った。

車の中で私は、今回のガンを発見するきっかけとなった、不正出血を思い出していた。

下着に見つけたほんの少しの不正出血。その日から、癌と言われる2週間後の今日まで、不正出血は一度もなく、元気そのもの。なんらいつもと変わらない日常を過ごしていたのだった。そして、今も…。

あの日、わたしが不正出血を見落としていたら…

あの日、わたしが不正出血を「ババアだからしゃーないわw」と蔑ろにしていたら…

あの日、わたしのパンツが紺色や黒色で、不正出血に気づかなかったら…

わたしは!まだ!!!私の身体に癌があることも知らずに!のうのうと過ごしていたと言うのか!!!

なんだとぉおおおおお!発見できたわい!スーパーラッキーじゃねぇ!!!!

ハッピーハッピーハッーピ!ハピハピハピハピハピ!猫ミームの猫が頭に浮かんだw

動きませんwwww

あの日の私!嫌な予感して!グッジョブッ!!!

そりゃ、癌になってしまった事はラッキーではない。でも、子宮頚がんは定期検診をしていれば早期発見の出来る癌。その検診を12年間怠ってたのは、他でもない、わたし自身。その割に、今回気づけた事は、とてもラッキーに思えたのだ。

わたしは子供の頃から、替え歌を作るのが好きだった。病院からの帰り道も替え歌を作り、こんな歌を歌いながら帰った。


それでは、聞いてください。
「子宮予想図」

ズボンを下ろした後
パンツのお股の部分見てみると
少し何かついてる 赤い点滅
シ・キュウ・ガ・ンのサイン〜♪

きっと〜何年経ってもこうして変わらぬ子宮を
持っていられると〜思っていたけど〜

きっと心に描く子宮予想図は
ほら 思った通りに〜切除されてくぅ〜♪


そう、あの不正出血は
シ・キュウ・ガ・ンのサインだったのだ。

このnoteを読んでくださっている皆さまへ、私から言える事。

・不正出血は子宮からのサインだよ!
・子宮頚がん検診には行こう!
・子宮頚がんワクチンを打とう!
・不正出血にも気づける下着を履こう!

次回予告【CT、MR 僕が乗ります】

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