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職業体験は教師体験

私いた店舗は近くの中学校の職業体験の受け入れをしています。かれこれ6~7年コロナの時期以外は2日間体験にこられます。
1ヶ月前くらいに学校の先生から連絡があり何名くらい大丈夫ですか?と質問され返事はいつも何名でもと伝えています。
何となく飲食店って人気無さそうに感じるのと働くならケーキ屋さんとかの方がありそうだと考えてからです。(ちにみに和食でした。)
去年は7名でした。(以外に多くビックリ)
そして、2週間前くらいに生徒さんがお店に来て持ち物などの質問をしにこられます。
みんな緊張しながら期待・不安をかんじながら来られます。
そして当日ここから私は2日間は選んできてくれた生徒さんの先生です。
生徒を受け入れるからといって人員を増やすと会社には怒られるので良くはないのですが、休日出勤します。
理由は、
受け入れてるのは私なので責任をとる。
放ったらかしにならないように意識をする為。
何か一つでも一人一人の思い出を作りたいからです。
毎年やることは同じですが
一日目
九時三十分集合
白衣に着替えて店の店舗内の説明
挨拶と返事の大切さと注意事項
十一時
二つのグループに分かれて
ホールグループは、
外回り掃除、トイレ掃除。
キッチングループは、
漬物などの盛り込み。
十二時から十三時までお昼
お昼ごはんは、お店の料理を食べてもらいます。(事前に質問に来た時に食べれないものアレルギーがないかは会話の中では聞いておく)
これは私自ら作ります。
先生には弁当持参にしますか?と聞かれますが断っています。(飲食店に働きに来てその店料理が食べれなかったら何が楽しみですか!と私は思う。)
その後は、14時半まで洗い場とお客様の食べ終えた食器の片付けで終了。
二日目
九時三十分集合
昨日と同じグループで前日と同じ作業。
十一時(オープン)
ホールグループ
お客様にお茶を運ぶ、従業員と二人一組で料理の提供。
キッチングループ
従業員と二人一組で調理(天ぷらを揚げたり・麺を茹でたりなど)
十二時から休憩
この時に、一人づつ自分で自分のご飯を作ります。(私が横につき一人づつに教えながら)
いつもこの時の緊張しながら一生懸命に作る姿はいつみても微笑ましいのと初心を思い出させてくれます。
ご飯を食べたら最後にお話をして終了です。
(一人づつ作ると一時間程食べるまでに時間を使うので)
最後に話すのはいつも同じ事を話しているような気がします。
「皆さんが学校で勉強している時に色々な方が働いていて働いている方がいるからみんな生きていける。だから感謝してほしい。そして、みんなの身近な働いて方々にまずは感謝する気持ちは持ち続けて下さい」とだけ私からは伝えます。
毎回従業員の方々にはそこまでしなくてもとは言われますが来て頂いたからには仕事の楽しさと厳しさを感じて欲しくどうすれば二日で理解できるかいつも悩みます。
なぜなら楽しいからです。

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