公園の苗木を折ったのはだれ?
ある日、息子とその友達が公園で楽しく遊んでいました。
すると突然、
「こら!木を折っただろ!!」
という声が公園に響きました。
みんなが驚いてそちらを見ると、一人のおじさんが怒って立っていました。
話を聞いてみると、どうやらおじさんは公園の管理者で、その方が手入れした苗木が折れてしまっており、私たちが折ったのだと思ったようでした。
しかし、私と息子たちは公園の中でも違う場所で遊んでおり、息子たちが折ったわけではありませんでした。
しかし、事を荒立てるのはよくないので、私は管理者の方へ
「たぶん私たちではありません。でも、気を付けますね」
と、かなり下手に出て答えました。
すると「まあ、気を付けてな」と落ち着いておられました。
決めつけで相手を叱責することは、適切ではありません。
もし本当に息子たちが折ったのであればちゃんと謝罪するつもりでしたが、それが事実ではない以上、「そんなに怒られる必要はないよな」と、思ってしまいました。
しかしながら、それで「いやいや!俺たちじゃないよ!」と応戦したところで、良い結果は生まないと思います。
息子には、正直で誠実であることが大切だと話しています。
しかし誤解がある場合には、相手と冷静に話し合いをすることが必要。
今回の出来事を通じて、改めて「決めつけで人と接してはいけない」ということ、そして「熱くならず冷静に対応すること」を考えるきっかけになりました。
このような問題が起こらないよう、公園での遊び方について話し合いをし、安全に遊ぶためのルールを確認することは大切。