見出し画像

色にまつわetc…

【今後にまつわるetc…】

もーも:「モップ猫さん、お久しぶりです…」

モップ猫(*ΦωΦ*):開き直りましたね、もーもサン。気持ち悪いんで呼び捨てでいいです。

「昨今コンプライアンスが気になるんで。 新春から春を越えて梅雨も開けて夏ですよ。季節は着実に巡ってますね。私を置き去りにして……」

――誰も置き去って無いっす。そしてもーすぐ秋です。もーもサンが勝手に止まってたんでしょ。何してたんすか??

「実は……恋してました。」

――何の告白っすか!?色ボケしてないで色のコラム更新してください!

「モップ、恋は否応なしに落ちるものだから…コントロールなんて出来ないの…」

――キモいっす…仕方が無いんで話聴いてあげます。何処で落ちたんですか?

「確かあれは今年の2月頃、たまたま観ていたテレビ番組で…出逢ってしまった……」


――何だ、単なるファンとか推しとかっスか。どんな人ですか?

「確か彼の名前は…「ヤン・ファン・エイク」様。」

――外国の人っすか。どんな番組だったんですか?

「明るい色の油絵がとても素敵で…画面に釘付けになりました…!」

――これはもしや…コラムの導入?!

「本当に色鮮やかで技術がめちゃめちゃ超技巧で素晴らしくて…テレビ画面でもまじ凄かった~…このコラムの続きを悩んでた私の前に現れた救世主…出逢い頭の一目惚れってこういう事なのね!神様にありがとう……」

――イロイロ色にまつわらないフックワードが散らばってますが…まぁ、恋に落ちたってのは本当だったんすねー☆

「もう、私がここで書きたかった事が一杯詰まってました…ので、関連本読みました。」

――ファンあるあるだ…情報集めがち☆

「山田五郎センセイも実物を観ることをお勧めされていました!さすがファン・エイク様!!」

――山田五郎サンの著書を読んだんですね。

「そう、印象派の事を知りたくてずっと読もうと思ってた本を…ヤン・ファン・エイク様にも勿論言及されてました!印象派に繋がっていくあの色の明るさと美しさ、そして完璧な技術!素晴らしい~!!」

――…まじ夢中っスね☆でも何で印象派にこだわりが??

「この先実践を交えたテキストを書きたいんですが、出来るだけ明るい色の表現を目指そうと思っているのです。」

――ほー

「そして私は初動の表現が好きなので、『印象派』という名前の由来を知って益々ぴったりだなーと☆」

――へぇー、『印象派』って何でそう呼ばれてんすか??

「技巧にこだわらずに、陽光の美しさを明るい色で自由に描いた絵画を観た記者が揶揄して「下手過ぎて印象的」と言ったんだそうな。その言葉を気に入った印象派の画家達が好んで使ったそうです。このエピソード大好きです!!」

――ふうーん…☆

「モップ冷めてる……まぁ、アツい猫ってあんま見たこと無いか☆
「明るく」「技術にこだわらず」「印象的」な絵を目指して次へ進むよ~!」

――わっかりました~。

「モップ、冷えきってる。これからも助手頼みますけども…大丈夫??」

――おやつくれたらやります☆ちなみにどうやって印象派みたく明るい色って描けるんです??

「幾つかのものの本と今回のヤン・ファン・エイク様の番組を観て、結局「混ぜると濁る」に尽きるみたい…でも色を重ねないと深みは出難い…というジレンマを考えるつもりです!」

――ほー、ちゃんと計画は出来てるんですね~!なら、月イチくらいで更新出来るんすか?もーもサン!

「ううっ、何とか頑張りたいんですが………私には無理ゲーかも……」

――モップに出来ることは掛け合いとツッコミくらいですから…もーもサンこそ頑張って!!!

「ぅうー…おっしゃるとおりでございます~~~」

――ちなみに「ファン・エイク」は兄弟らしいですよ!!

「そうなんだ…フォローまでして貰って、モップ出来る助手過ぎて泣ける……色々痒い所に届く猫の手や ☆」

――おやつ忘れずに!!

参考:日曜美術館(2020年2月16日放送)
山田五郎著『知識ゼロからの西洋美術史入門』



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?