占いは当たるか否かの話
子供の頃から西洋占星術(星占い)が好きです。
大人になった今でも好きで、本を読んだり、自分でも星を読んだりしていますが、「占いは当たるのか」と言われるとモヤモヤします。当たるかどうか考えたことあったっけ。うーん。
星占いでメジャーなのは朝のTVの占いランキングでしょう。これは太陽が何座かという話で、実際は10の天体全てに何座かが入ります。
ちなみに私は太陽と水星金星が蟹座、火星と土星が蠍座、木星が山羊座、天王星と海王星は射手座で、冥王星は天秤座です。
星座の分類があります。エレメントと宮というものです。
火、風、地、水、活動、不動、柔軟と分けることができます。
エレメント
火:牡羊、獅子、射手
風:双子、天秤、水瓶
地:牡牛、乙女、山羊
水:蟹、蠍、魚
宮
活動:牡羊、蟹、天秤、山羊
不動:牡牛、獅子、蠍、水瓶
柔軟:双子、乙女、射手、魚
私は水のエレメントの星座が5つもあるので、偏りがあります。感情的でぽわぽわロマンチストです。さらに地の星座が1つしかありません。地は現実的なサイン、お金を稼ぐとか生活するとかそういう意味です。洗濯と履歴書と職務経歴書の提出を先延ばしにしてこんなことをやるのはそのせいです(違います)
宮を見ると、柔軟のサインが2つしかありません。活動が始めること、不動は続けることなんですが、まんま柔軟さは欠けるのかなといった印象です。
私が面白いなと思うのはアスペクトで、これは星座同士の角度です。エレメントが同じだと吉角、宮が同じだと凶角と呼ばれますが、吉だから良い、凶だから悪いと簡単には言えません。
私の金星と火星は同じ水のエレメントですから、吉角です。金星は愛され、火星は愛す(好きな人へのアプローチ)と読めて、そこが吉角だからモテるはずなのですがモテません。金星は楽しみとかお金に対する考え方でもあり、楽しいことに逃げちゃうのと金遣いか荒いのはそのせいです(占いのせいにするな)
火星と土星は同じ蠍座なんですが、古くは火星と土星は悪い星と考えられていました。同じサインなら吉角と読めますが、これは該当しません。
火星と土星、よく解釈するとストイックに努力するとも読めるし、火星は性欲や闘争心も意味しますし、土星は苦手、克服しなくてはいけないことを指すので、性的なことが苦手とも取れます。
雑な解釈をすると、金星火星ポワポワー、恋愛ー、セックスーってなってるところに、セックスなんて汚らわしい! 欲は醜い! 働け! となるので、矛盾が生じるんですよ。で、火星土星の適性を生かし、ストイックに働いてるほうが私は元気です。
あ、占いに行く人ってたぶん自分の性格がどうこうじゃないよね。私、男の人に「運命の人はどこにいますか?」とか「彼女出来ますか?」って訊かれたんだけど、占星術だとよくわからねぇ。方角はホラリーで出すんだっけ。少なくともちょっと齧ったくらいじゃわからない。彼女が出来るかという問いは、そもそも曖昧すぎる。
星を読むと必ず矛盾が生じます。一概にモテるとかモテないとか言えないわけ。運行中の金星と、生まれたときの金星が角度を取ると出会いのチャンスとか諸説あるけど、タイミングを掴むという意味ではいいと思う。
それよりね、私が言いたいのはあなたは本当に出会いを探してて、それを受け入れる準備が出来てるかって話ですよ。ちなみに運命の人を探していた男性は超絶理想が高いロマンティストタイプと星に出てました。めちゃくちゃハイスペで好きだったけどね…(到底釣り合うわけがなかったし、私は対象として見られてなかったと思う)
彼女を探していた人は、私に対してはひねくれていたのでどうなんだろう、と思いました(私は気に入って押したので会ったんですけど、結局1回きりで終わってます)
私も求めてるものはあるのに行動しないから手に入りません。愛される覚悟も愛する覚悟も、幸せになる覚悟も出来てない人がたくさんいるんです。
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