異道書店月山文庫の主な登場人物達
店のメンバー達
読月とびら
月山文庫の店長。
普通の人間。女性。
本は、いろいろなジャンルを読むが、特に小説と、エッセイが好き。
仕事の合間にレジの中で読書している事がある。
宇津呂井うつろ
月山文庫の従業員。
魔法使い。女性。
本は、写真集や画集が好き。ページをめくりながら(その時ハマっている任意の飲み物)を飲むのが好き。
恋人が複数人いる。
スピン
月山文庫の従業員。
羊モチーフのホムンクルス。男の子。
ホムンクルスやキメラ等の製造販売を行っている会社“マゼモノ”の在庫処分セールで売られていたところを、うつろちゃんに買われた。
本は、絵本が好き。幼児向けの絵本も大人向けの絵本も、両方好き。
寝っころがりながら本を読むのが好き。絵本に描かれていない部分を想像するのが好き。寝ころがっての読書がやがて昼寝に移行するのが好き。
ツヅル
月山文庫の従業員。
山羊モチーフのホムンクルス。男の子。
ホムンクルスやキメラ等の製造販売を行っている会社“マゼモノ”の在庫処分セールで売られていたところを、うつろちゃんに買われた。
本は、SFが好き。エンタメ極振りスペースオペラも、ガチガチに科学考証されたサイエンスフィクションも。最近、自分でも小説を書いてみたい気持ちがちょっとある、というのは誰にもヒミツらしい。どうやら恥ずかしがっているようだ。
派遣社員達
派遣社員……とは呼ばれているが、正しく言えば彼らは備品である。
自動人形の製造・販売・貸出を行っている会社“ぬーレム”と長期レンタル契約を結び、人形達を月山文庫に派遣してもらっている。自動人形というと機械のイメージが強いかもしれないが、“ぬーレム”の商品はほとんどが、ぬいぐるみやあみぐるみを魔法で動かしているものである。
オーナー
月山文庫のオーナー。
登場予定はない。
店の客達
タカシくん
小学生。男の子。
月山文庫(が建っている異道)の近くに住んでいる。
本は、少年漫画(自分で買う)や青年漫画(お父さんが持っているやつを借りる)を読む。
学校の朝読書の時間には、図書室でゾロリとかズッコケ三人組とかを借りて読んでいる。
トモくん
小学生。男の子。
遠くの街から、タカシくんの住む町に引っ越してきた。
本は、ミステリー系の漫画が好き。コナンとか金田一とかの有名どころをよく読む。
学校の朝読書の時間には、ミステリー小説を読んでいる。京極堂シリーズに興味があるが、あの厚みに気がひけている。漫画なら長くても読めるが、小説は短編の方が好きなのだ。
その他のキャラ達
キキとギギ
神出鬼没な二人組の行商人。
見た目は子供だが、実際の年齢は不明。二人とも、狐モチーフの大きな帽子を深く被っているせいで、顔が半分ほど見えない。
たまに、月山文庫に物を売りにくる。