そもそも妊活しようと思ったワケ
夫と知り合ったのは23歳(夫は同い年)。
結婚したのは28歳。
付き合った当初から結婚するまでのお互いの考えは以下の通り。
──────────────────────
夫:いつかは欲しいかも(具体的なイメージはない)
私:いらないかも(欲しいと思ったことがない)
──────────────────────
結婚前から上記考えは共有済み。
子どもを持つかは30歳までに決めようとのことで、話をしていた。
いざ30歳になって出した結論は以下の通り。
──────────────────────
夫:いつかは欲しいかも(具体的なイメージはない)
私:欲しいかも
──────────────────────
私の方が子どもが欲しい方に転んだ。
私が子どもを持つ方向に転んだ理由は3つ。
①年齢
②AMH値
③好奇心
妊娠・出産について調べる中で、年齢こそが重要な要素であることを知った。
何となくキリがいいからと、30歳までに子を持つか考えようと決めたが、実は20代こそ妊娠・出産に適した時期だったのではないかという焦り。
これが1番大きかった。
正直、大学まで進学しときながら、妊娠・出産について無知であったことに恐怖すら感じた。
次にAMH値。
AMH値とは、卵巣内にある卵子の数を推定する際に目安とされる値。
ブライダルチェックで検査を受けて、同年代よりも値が低いことが分かった。
値が低い=不妊という訳ではないが、年齢とともに卵子の数は減るし、質も落ちるため、安心できる状態ではないことは理解した。
私の場合、低用量ピルを服用していることで値が低く出たようだが、それを加味しても同年代よりは値が低いらしい。
できないかもと思うと、欲しくなる。
人間の性には抗えないっすな。
最後に好奇心。
これは妊活について調べだした時点で、うっすらと自覚はしていた。
私は好奇心が強い。
調べだしたらやってみたくなるだろうと確信していた。
だからこそ、調べることも先延ばしにしていた。
毎回好奇心に負ける自分自身にうんざりする部分もあり、逃げてただけなんだよな~と今では思う。
以上3点を通してお分かりの通り、子どもを持とうと思ったワケが焦りと好奇心でしかない。
人様の前で語れるようなキラキラした話ではないが、実際問題こんな感じで始めるものなのかなとも思わんでもない(一応後に、夫との子どもが欲しいと思うようにはなる)。
終始、なんで30歳になるまで妊娠・出産について正しく理解しようとしなかったんだろうと思う。
義務教育のせいにしたい気持ちもあるが、ここまで知らなかったんだからしようがない。
下の世代の子たちには、正しい妊娠・出産の知識が届きますようにと祈りながら、私は私でできることに取り組むだけだ。