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短編映画:『ゴジラVSガイガン』

今回のストック素材


今回のテーマは「ゴジラVSガイガン」でございます。

まずはこちらから。
こちらは以前に紹介したショート動画:『viewers:1』と同じ大会の一回目でグランプリに輝いた作品になります。1分程度の動画ではありますが、凄く凝った映像となっておりグランプリに輝いたのもわかります。
また、これはシン・ゴジラ以後の作品ですので影響が非常にみてとれ、やっぱり実景にゴジラが居る風景は自分の感性を刺激されます。
それから年月を経て、東宝と協力しこの動画の続編を制作し2022年に公開されることになります。


『ゴジラVSガイガンレクス』 (Godzilla vs. Gigan Rex)
赤いガイガンの登場は非常にカッコイイ。
まず、序盤のナレーターが入るのですが誰が担当されているかと思えば、まさかの平成ゴジラで連続していた小高さん。その時点で世代を突くキャスティングだなと思います。また、最初の1作目同様にガイガンのデザインが非常に歪なバランスになっていて、その時点でシンプルなんだけども異様な不気味さがが良かった。他のモンスターデザインでもよく見られる傾向で複雑に凝りすぎて、どうなんだろうと感じることがありました。あくまで主観的な話ではございますが。
劇中で、過去から持っていたガイガンの能力も引き継いで発揮しておりましたが、そこへ登場したのがガイガンレックス。赤い!ロマン!そんなキャラクターでした。特に能力はカマがジャバラののこぎりのように動き、鞭のような長さで相手を傷をつける能力を持ち合わせきます。その他の能力としまして胸部からビームを放つことも可能で、この能力は使役していたガイガンからコアを抜きだし、それをエネルギーとして更なる巨力なビームを放つことも可能です。その時の演出がまるで∀ガンダムの月光蝶のようにオーラを纏う姿はなかなか格好いい姿でございます。

ゴジラのデザインもベースが平成ゴジラとなっており、そこからさらにブラッシュアップした形で自分が好みのラインでかっこよくて、このデザインのゴジラがまたどこかでみれないかなとも思いました。能力も白い放射熱線ってなかなかなく、白黒からカラーへ移行するうえで色を付けるのは当然なんですけども、白になることによる原点に立ち返るような感じもあり感心しておりました。また、背景として平成ゴジラから繋がっているように匂わせを感じるのも、特定の世代のみかもしれませんがにやっと口角がゆるみました。

これを見ていて思うのはCGだからこそできる演出の数々で、なんだけれども結構シンプルな表現となっていて自分は好みです。また全体的にスタイリッシュで素敵です。もし、更なる続編や今回制作された方の次の作品が公開された見てみたいと思いました。

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