今日は1年生の卒業式
この1年を振り返る。
2019年12月末にコーチングに出会い、2020年4月にコーチ養成講座を受け始めてから、早一年。
同年12月。コーチ1年生をまもなく卒業する時期になってきた。
そんな今日、1年生の卒業式とも言える、 CMWの最終日を迎える。
(CMWについてや、受講しての変化についても書きたいので、後日別ノートにて書くつもりです。)
前段はさておき。
1年生である自分は、コーチングと向き合った年でもありますが、なぜ生きるのか?にも向き合った1年間でもあります。
その1年間で見えてきた、なぜ生きるのか、存在意義、過去、提供していきたいコーチングについて書いていこうと思います。
存在意義
私が生きる理由、存在する理由はこんな世界を創りたいからです。
それをコーチングという手法を用いて、世の中で表現していきたい。
自らの心に問い、湧いてでてきたものを繋ぎ合わせて生まれた。
①個が踊る
心身が満たされ、勝手に踊り出してしまうような状態。
その状態は、苦しみ、悩みとも上手に付き合える。
そして、自分の純粋な意欲に導かれるままに生きる。そんな様子。
②ギフト溢れる
争いがなく、建設的な関係性のこと。
相手にとって、プラスに働くことを考え、モノやコトバや届ける関係。
相手を肯定し、良いところを伸ばす。共に創る関係性。全人類コーチが理想。
③ 平和な空間を創る
個が踊り、互いにギフトを送りあえる世界。
それは争いのない平和な世界だと思う。
こんな世界がくれば、日々の暗いニュースは無くなるかもしれない。
この理想を語る理由は「過去」にある。
現在は、胸を張って存在意義を書ける状態ですが
しかし、過去はそうはいきませんでした。
なぜ今、胸を張って発信できるようになったのか。
コーチングを受けることで、自身のありのままを取り戻すことができたからです。
そして、段々とありのままにさせない邪魔していたものも分かってきました。
それはこれです。
私の心の中には、「柵」がありました。
これまでの家庭環境、学校生活、社会人生活において、
傷つき、悩み、苦しみ、もがいたことによって生まれたものが「柵」です。
<コーチングに出会う前>
「あんまり自分を表現したくないな。」
「なんだか人生楽しくないなぁ。」
「窮屈な思いをするなぁ。」
こんな状態ではあったものの
ありのままにさせない「柵」はぼんやりしていました。
その「柵」が、心の奥底にあったにも関わらず、深く眠ったままでした。
コーチングを受けて、そして学んでの変化
コーチングはその奥底にあるモノを、言葉にし、目に見える形にしてくれました。
目に見える形になったことで、あるということにしっかりと気づく。
あるものに自覚的になると
「そしたら、じゃあどうするか?」というアクションにも落とし込むことができる。
コーチングに出会う前の僕は
病気の違和感はあったにも関わらず、
目を逸らし、放って置いた人だったのです。
言葉にしてみえてきたモノ
具体的にはこんな感じ。
苦しみ、悩み、悲しみ、コントロール、争い、奪い合い、戦い、混沌
この世界、私の存在意義である「平和な空間」とは程遠い世界。
自分の心の願いに耳を傾けることで、自分をありのままにさせない柵がよりはっきりと見えるように。
この柵を乗り越えたり、壊したり、あるものだと認め、ありのままに近づきつつあります。
柵は自分を傷つけないように安全な場所に押し込み、自身を守ると言う効果も持っていると思います。
しかしながら、ありのままでいるという状態を望むなら、その柵はいらない。
そして、柵に感謝しながらも、グッバイと柵へ別れを告げた。
そして、自らが経験した悩みで苦しんでいる人を救いたいという気持ちが芽生える。
こんな過去から、同じような思いで苦しんでいる人がいたら手を差し伸べたい。
体が勝手に踊りだしたくなるような心を取り戻してあげたい。
そう思いコーチングを提供しようと思いました。
自分が経験したからこそ、クライアントにも提供できる価値があると思います。
そして生まれた爆撃コーチング
これは私のセッションの特徴。
CMWの課題を通じて生まれたコトバ。
"爆撃"
柵を壊す。
なんだか普通な表現だなと。
もっと自分らしさはないかと心に説いてみたところ、湧いてきた言葉があった。
それは爆撃。
壊すよりもインパクトのあるコトバ。
クライアントの柵を爆撃する意識でセッションに望む。
そして、心が踊り出すような、ありのままでいる状態を目指す。
(もちろん爆撃は人を傷つけるものではなく、躊躇している行動に背中を押すものである。)
まず自ら、とりあえず爆撃する。
クライアントの爆撃支援をしていくのであれば
まず自分が爆撃を体現していく必要があると思う。
心からやりたいと思っているが
先延ばしにしたり、躊躇していることがある。
まずは行動。とりあえず爆撃をやってみる。
クライアントとのセッションで提供する前に、まず自分が体現していく。
よし、今日も世の中にとりあえず爆撃。
最後に振り返って
コーチングに出会い、柵に気づく。そしてコーチングを学び、また柵に気づく。
気づきがあり、アクションを繰り返し、ありのままを取り戻してきた。
過去の自分は、こんな1年間が来るとは、全く想像していませんでした。
そもそも、自分がnoteを書くことなんて全く。
「結果が分からないから面白いのだ。」
誰かがそんなこと言っていたようだけど、
過去、守りに入っていた自分にとっては、馬鹿らしいことだと思っていた。
合理的に考え抜かれ、予想ができ、出されたモノが正しいことだと。
だけど今は分かる。
「結果が分からなくても面白い。」
そして、想像できない1年後が来ることも。
卒業式が楽しみである。