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ピアサポーター養成講座での話

二回目の投稿です。

今回は若かりし頃ピアサポーター(障がい当事者が障がい当事者を支えるといった資格、ピア(仲間)サポート(支える))養成講座を受講した頃のお話をしようと思います。

若かりし頃ピアサポーター養成講座に参加し無事講座を修了しピアサポーターになったのであるが、その時に講義をしてくれた某大学の教授が皆さんの(講座参加者)話は宝や。とおっしゃったらしくそれをまとめたい。という教授の発案から我々の病の体験談を冊子にするとうプロジェクトが講座の合間に始まった。

僕の記憶と母の記憶と姉の記憶などをすり合わせながら、若干僕は興奮して発病しながら文章を原稿用紙にまとめ上げた。それを保健師さんたちが全員分パソコンで手打ちし紙に印刷していき一冊ずつ製本していき手作りで300冊仕上げた。前書きとあとがきは教授が書いてくれた。

そうして7人の語りが書かれた冊子は完成した。これは今回のピアサポーター養成講座からの初めての試みでその試みに自分の文章が掲載されるということは僕にとって光栄なことであった。現在その冊子は僕が確認できているだけでPart5まで制作されている。もちろん無料冊子である。

肝心のピアサポート活動であるが僕は講演会で2回ほど話をさせてもらっただけである。理由はピアサポーターの報酬が少ない事だ。ピアサポーターでは食えないのだ。その頃から今に至るまでそしてこれからもなのだが食っていく必要があった為僕のピアサポーターとしての活動は休止した。ピアサポーターで食っていける様にすればよいのにとその頃思ったものだ。

自分がピアサポート活動ができないことがずっと気になっていた。そんな折妻にその冊子の僕の書いた部分を読んでもらった。そうしたらnoteで公開したら?と妻が言いってくれたのでそのnoteの公開でピアサポート活動できるのでは?私がnoteで書くことで病の当事者の何かのお役に立てるのではないか?または精神病を知らない健常者に病を少しでもわかってもらえるのではないか?そんなピアサポート活動の形があっていいんじゃないかなと思っております。

次回はその冊子で僕が書いた体験談の全文を公開したいと思っております。
若かりし頃なので文章は少し幼いですが、その時の全力で書きましたので読んでいただければ幸いです。

夢(む)~






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