こだわり
近所にある純喫茶。
レトロもどきではなく、昔からある本来の喫茶店で、リアルレトロなのです。
4年前に引っ越した当初に行った時は、ご年配の男性がマスターをされていました。
ここ半年前くらいからまた通うようになったのですが、その間に代替わりをされて、娘さんがマスターになっていました。
ドアを開けると、笑顔で明るく挨拶してくれる新マスター。
私は平日の朝に少し早く起きて、モーニングをいただきつつ、お店が仕事okとされているので、打ち合わせがない時は少し仕事をしています。
店内がブラウン調で電球の光があたたかく、とても居心地が良いのです。
常連さんも多いようで、お決まりの席でお決まりのコーヒーを飲みながら新聞を読まれるおじいさんもいました。なんだかほっこりです。
チェーン店ではなく、自営業のお店なので、世界でたった一つのお店です。
モーニングメニューはいくつか種類があり、どれも美味しくていつも迷ってしまいます。
そして何より食器がいつも可愛くて、癒やされるのです。
トップの写真に載せたお皿とコーヒーカップもそれぞれ素敵な柄で、いつも行くたびにまた違う柄の食器でワクワクします。
なんていうのでしょう、自営業ならではといいますか、きっとオーナーさんの趣味で集められたものなんだろうなぁと思います。
ちなみにランチも毎週内容が変わって、飽きず、何より美味しいです。
本当におすすめしたい場所なので、彼や友達も連れて行ったことがあります。
先日、また1人でモーニングに行った時、どうやら新人さんが2人入ったところのようでした。
最近はマスターが1人でワンオペしていましたが、お店を少しリニューアルされたり、代替わりされてからSNSの活用もされているようで、ピーク時は混んでいて確かに大変そうでした。
小さいお店なので会話がたまに耳に入ってしまうのですが笑、新人さんへのレクチャーをされている中のお話がチラッと聞こえて、
リピート客への対応の内容だったり、メニューの提供方法だったり、いろいろマスターならではのこだわりがあることを知りました。
私が可愛いなぁと思っていた食器も、性別や年齢に合わせて都度いつくかある柄から選んで出してくれていることも話していました。
あれはやっぱりマスターのこだわりだったのですね。
いつもワクワクさせてくれてありがとうという気持ちになりました。
店内の飾り物もこだわりがたくさんあるみたいで、他では見ない絵だったり、オブジェだったり、昔の占いのルーレットが置いてあったり、店内を見渡すのもワクワクします。
こだわり
お客さんを喜ばせるために、そして経営する自分もわくわくするように、
きっとそんな想いでこだわりを取り入れているんだろうなぁと新人さんへのレクチャーをお聞きしていて感じました。
改めて、素敵なお店だなぁと思いました。
もうすぐ引っ越してしまうので頻繁に行くことはできなくなってしまいますが、転居先でもこんな素敵なお店に巡り会えるといいなぁと願っています。
私も好きなことへのこだわりをもっと大切にして、誰かに伝えながら過ごしていきたいなぁと思いました。
おわり
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