今だって今日だってたぶん明日だって、みんな変化する

開花情報から、想定より1週間も2週間も長い間桜がチラホラと咲いている。
例年こんなに長い間咲いていたっけ…？と考えてみたけど、そういえば去年は今年よりも外に出ていなかったから、気がついていなかっただけなのかもしれない

大きな花が咲くのってめちゃくちゃ気分がいい。しかも太い木に、悠々と、小さなお花たちが集まって「はい！みなさん！宴だよ！！」と言ってくれてるみたいで

なんだか嬉しい気持ちになるのです。
根本にあるパーティの気持ちがむくむくと、起き上がってくる。

一番大事なものについて考える。優先順位とかそういうもの。
物事の優先順位というものは日々、1分1秒変わっていき、大切なものは増え、その分手放すものも増える。

最近よく目にすることの中に、「新しいものを取り入れたいときはその分の席を空けておく」というものがある。
手放し、とか言われてることに近いと思うんだけど。

今までは総ざらいで、ぜ〜〜〜んぶ欲しかった。持てるなら持てるだけ持ってやろう！という気概や気合いがすごかったと思う。
今でもできるだけ多くの物事を持っていたい、抱きしめていたい、という気持ちはもちろんあるんだけれど、ある時に気がついた。

たくさん持っていると、いざという時に差し伸べる手がないんだ、ということに。多い、重い。

ん〜ちょっとこれは…と相手に思うことがあったとする。これ、直してほしい！と常に訴えかけたとする。
でも、時間が経ってもそこに変化が起きなかったりする。

その度に、私はひどく落胆し、悲しい。またやってくれなかったぜ…また…と思う。悲しい。なんでなんだろうなぁ〜とグルグル考える。

そう思いたいわけじゃないのに、なんでなんだろうと考える。

その場から離れるが一番早く、すぐに頭の中もリセットされる。でも。何度もそう思ってきたことは、自分にとっての何かの”サイン”なんじゃなかろうか、と、ある時考えるようになった。

相手のことが嫌いなわけじゃない、むしろ好き、大切。単純な人間関係。そうなったときに、どうしたらいいんだろうか？の思考が生まれて、最近初めて育った。

幸いにも私には、金子さんという、金子ゆりさんという親友であり親族クラスの相手がいるので、相談することになる。多方面で、助けられている生活の中で、シンプルに何年もかけて成長させてもらっている気がする。

日々悶々としながら、「あ、なるほど」と理解と腑に落ちたな〜ということがあるとするならば、補い合う、ということだった。

相手への”？”（はてなマーク）の部分、直して欲しいと思うこともあるけど、もしかしたら相手も私にそう思っているかもしれない。足りないものは補い合えばいいのかもしれない。

私だってたくさんしてもらっていることも、助けられていることもある。素敵だな、と思う瞬間が相手にある。だって自分が好きな相手だもんね、大事にしたいと思う人だしね。
だから、自分だけ「なんでこうなの！」と思うのはなんだか違うような気がしてしまった。

そして、同時に起こる、「自分は他人でなはい」ということ。
もしかしたら、他人をあまりにも自分軸の、自分の線路に乗せて目的地も同じ場所にしようとしていたのかもしれない。だから息苦しくて、進めないのも悔しかったのかもしれない。

そんなに私が良い列車なのか？人生の中で、そこまでスペックの高い車両なのか？わからない。これは自分で誇りに思い、自分で自信を持って走り続けるしかないんじゃないかね…いや、きっとそうなのだ。

今はまだ、自分のことと大事な物事にしか責任は取れないんだ。だから、そこまで大変だ、背負い込まなきゃ、とか考える必要なんてきっとないんだ。誰もそんなに、良い意味で期待などかけていないのだから、もっと明るい方へ走る方法を考えたら良いのだ。

そしてそれには、いくつかの席を空けておく必要がある。余裕が必要。手をスっと差し伸べられるように、余白や、余裕が必要なのだ。

ここまで書いて、めちゃくちゃ説教くさい感じがあるけど、そうじゃなくってね、最近の気づきなのでね…ふう。

もうちょっと明るい方へ歩けるように、少しづつ手に持つものを軽くしよう。
そして「いざ！」の時のために、動ける体にしておこう。
余裕があるというには、まだまだ時間がかかりそうだけれど、自分のことを嫌いにならない選択ができる方へ、ちょっとずつシフトしていこう。

そうしたら、「私やるんで、やれるんで」のための準備ができるようになる。
少しだけ動きやすい体や精神になる気がする。

今日の、今の今は、そんなふうに考えている。そんな感じ。

今日見た夢の中で、昔よく聴いていたバンドのボーカルと掃除機をかけながら話す夢を見た。なんの啓示だったんだろう。ステージで１度しか見たことのない彼。
スーパーで一緒に掃除機をかけていましたね。なんだろう。

なんだろうね、面白かったです。

もう少し、今年は桜を見られたらいいな。

次回の記事は2023年5月6日(土)です。


次回は、新年度という言葉に踊らされたり、について、書こうと思います。