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中村哲医師のことを詳しく知らない人は、すぐにETV特集を観ましょう!

2019年内にもう一度、NHKのETV特集、再放送があります。
2019年12月30日(月)午前4時~
ETV特集「武器ではなく 命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン~」

まず、正直に申し上げて、ボク自身が、中村哲医師の銃撃事件で、初めて中村医師のことを知りました。そして、その後も、Wikipediaや、ニュースで知った程度の知識しか持っておりませんでした。

中村医師が亡くなられた後、NHKで何度もETV特集が追悼再放送されており、昨日、機会があり、やっと番組を拝見しました。

中村哲医師、無茶苦茶すごい人じゃないですか!!

中村医師は、平和と、人の命の尊さへの強い思いを持ち、言葉で伝え、そして着実に実行されてきた。

うーん、何と申し上げてよいか・・・もっともっと多くの日本人、いや、世界中の人々が、中村医師の行動や思いを知って、未来に伝えていくべきだし、学ぶべきだと思う。

単純に申し上げると「アフガニスタンで、医者が、用水路を掘りました」ということなのですが、その裏に含まれている「平和」とは何か、命とは何か、中村医師の言葉を伝えていくことで、ETV特集を観るだけでも、そこまで深く考えさせてくれる内容になっているから、是非ともみなさん観てください!!
いや、比較するべきではないですが、子供の頃、「二宮金次郎(二宮尊徳)」や、「野口英世」の伝記を読んだ方も多いかと思いますが、中村医師は、その偉人と言われる方々に匹敵する、いや、それを超える活動を、アフガニスタンにおいてされてきた方です。

しかも、二宮金次郎、何をした人か、よくわからんという人、手を挙げて!ハイッ!!

いやぁ、単純に申し上げて、中村医師が、銃撃によって殺されてしまったことを、もっともっと多くの人が悲しむべきことと受け止めるべきだ。
我々は、中村医師から、もっともっと多くの影響を受け、その意思を強固に受け継いでいくことが必要だと思う。

2001年、奇しくもボクが社会人になって一年目の、9月11日、「アメリカ同時多発テロ」の後、世界中が、アフガニスタンを攻撃するアメリカ合衆国を正当化した。中村医師の言葉を借りれば、「世界中の列強国が、瀕死の小国に、『正義』『自由』『民主主義』の名の下に、爆弾を落とす」ということを正当化した。

ボク自身も、「アフガニスタン」について、何も知らなかった。

「アフガニスタン」の国民全員がテロに加担した国家であるかのように。
少し考えれば、そんなことがあるはずはない!!
当然ながら、そこには、ボクらと、ある意味、何ら変わりがない、人間の営みがあり、命が生まれ、人々、家族の絆が生まれ、平穏無事な、平和な営みを望む、人間の姿があるのだ。

単に1時間足らずのETV特集を観ただけだが、そこにはそんな、アフガニスタンの人々の姿も捉えられていると思った。

「アフガニスタン」と言えば、シルベスタ・スタローン主演の「ランボー3 怒りのアフガン」くらいしか、知らなかったし。

いや、スタローンは悪くはないのですが、アメリカ合衆国には、「ソ連が侵攻したから」、ソ連が撤退した後は、「テロ国家だから」、何としてでも理由を付けて、小国アフガニスタンで戦争をしたい人がいるんでしょうねぇ。。。

単純に政治的にがんじがらめになってしまった、アメリカに、日本が追随することを、一言では、批判できない、そこのあなたも、ボクも、だ!!
日本人として、中村医師の意思は受け継いでいくべき!!と、強く思った次第です。

中村医師のことをもっと深くご存じの方は、このETV特集だけが、中村医師の全てじゃない!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、まず、中村医師のことを知る1ページ目として、ぜひ、ETV特集をご覧になることを、強く強くお勧めいたします!!

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