【番外編】メンバーからの質問にこっそり答えてみました:「遺伝だなぁ…」と感じることはありますか?
月波です。
『今日はこんな子育てしてみました~10人で紡ぐ子育てマガジン~』
(通称『今日子育て』)
第1期、第2期、メンバーにリアルでお会いする機会と続いたのち、先日、「自分で出していた質問に自分で答える」番外編を出してみました。
月波自身、久しぶりのnote投稿だったにも関わらず、大勢の方にお読みいただきました。ありがとうございます!
調子に乗って(笑)、メンバーから出ていた質問のなかで、回答してみたかった質問にも答えてみることにしました。
もくじが無いと落ち着かないので、掲載します!w
☆メンバーからの質問に答えてみました☆
☆他のメンバーの回答☆
☆あとがき☆
それでは本編をどうぞ!
☆メンバーからの質問に答えてみました☆
~「遺伝だなぁ…」と感じることはありますか?~
第1期・第2期通じてご参加の、メグルさんからのご質問です。
メグルさんからのご質問は、これに限らず人気だし、『今日子育て』の各号テーマも、たくさん提供くださっているんですよね。子育てに真剣に向き合っているからこそだと思います!
さてさて。
当時なぜ、これを選ばなかったかというと、他に回答したい質問があった、というのもありますが、それ以上に大きいのが、
遺伝かどうか自信がなかったから。
「子どもってみんなそういうもん」だったら、遺伝とは言い難いと思ったのです。
しかし、「そういうもん」のなかにも、タイプAとBがあったとして、お父さんはAだった、お母さんはBだった、ということであれば、子どもがAならお父さん、Bならお母さんの遺伝と言えそうですよね。
こちらをふまえて(数学かっ!)、いや実はふまえなくても(オイオイ)、「お母さんの遺伝」とはっきり言われ続けていることがあるので、まずはそちらをご紹介します。
それは・・・
食い意地はっていること(汗)
たくさん食べるのもそうなのですが、とにかく大人と同じものを食べたい、食べたいものは、多少お腹いっぱいでも食べたい、というところが、そっくり(大汗)。
子どもってそういうもんじゃない?と思っていましたが、保育園で給食を2人分平らげたという話を聞いたり(その日は数を間違えてつくったらしい)、ママ会に連れていったときに、月波のメインディッシュを半分以上食べられ(涙)、他のママたちに「よく食べるね~」と言われたりして、子どもは皆よく食べるというわけではないんだ、と知りました。。
そして、これはお父さんではなく月波の遺伝であることをお話しするため、月波が嫁いで一番衝撃を受けたエピソードをご紹介させてください。
入籍して間もなく、夫の実家で夕飯をごちそうになったときのこと。わずかに残っているおかずを食べてしまおうと手をのばすと、義母にこう言われたのです。
「無理して食べなくていいのよ!」
月波ポカーーーン( ゜Д゜;)・・・どういうこと??
ちなみに月波の実家では、きっと月波が手をのばさなくてもこう言われます。「食器片付けるから、これさらえて(=全部食べて)!」
あとで、「食べようとしたらしかられたー(。゜´Д`゜。)なんでーーー?」(ここまでストレートには言っていませんがw)と伝えると、夫はこう説明してくれました。「自分も弟も、子どものころよくお腹をこわしていた。だから、無理して食べないように祖母や母から躾けられていた」のだと。
たしかに、「男の子はお腹が弱くなりやすい」と聞いた気がします。夫は男きょうだいなので納得しました。が、病気でもないのに食べようとして止められた経験は初めてだったので、その衝撃は、今も「両家の違いにショックを受けた1位」に君臨し続けています。
逆に夫もそうだったようです。月波の実家にくるたびに出される、大量の食事、おやつ、酒……。月波の母が料理に腕をふるう傍ら、月波の父は、飲む理由ができたと、どんどん夫のグラスにビールを注ぐ。大量の夕食をデザートまで食べてひと段落したところに、さらに祖母から追加の果物が差し出される。。。月波の家族から総攻撃を食らい、「なぜ、地方出身者は田舎に帰ると太るのか」を思い知ったようですw
そして、夫にとっておそらく一番の衝撃が、夫に酒をすすめつつ、総攻撃の傍らで黙々と食事を食べ続ける、月波の父親。
夫の実家で、夫は興奮気味に主張していました。「うちの子がよく食べるのは、お母さんの家系だよ!だって帰省したとき、俺たちが満腹になった横で、お義父さんずーーーっと食べてるんだもん!!」
それを横で聞きながら月波は、30年以上かけてようやく分かったのです。「うちのお父さんって、よく食べる人なんだ」と……。
それからというもの、晴れて月波は「よく食う嫁」と認定され、残っている食事に手をのばしても、何も言われなくなりました。外食の際も、家族が残した分を片付けるのはお父さんの仕事だと思っていたのですが、我が家ではお母さんの仕事になりました(爆)。
結婚によって「我が家の常識は一般常識じゃない」と思い知る、典型例ですね(^^;)
……子そだてから話が逸れました。もうひとつ、「これって遺伝!?」を挙げましょう。
自分でやりたい病
これは明らかに「子どもってみんなそういうもん」だと思います。でも、それでも言いたい!
なぜならば・・・その姿は30年前の私だからw
もちろん、2歳の記憶なんてありません。しかし幼いころ、とにかく人の手を借りるのが嫌で、「じぶんでやりたい!」と言っていたことはよく覚えていました。
それとまったく同じ言い方で、自分と同じ顔の子に目の前で言われたら……
「あ、これ、30年前の私やw」
と悟るのですw
なので、子どもの気持ちもとてもよく分かります。そして、その気持ちを尊重したいと思います。
けれどもやはり、包丁をさわるなど、危険なことはさせられないので、数十年前を思い出し、「うん、母親も、危険なことは『ダメ』とやらせなかったな」と自信を持って、対処しています(笑)。
これ以外にも、ふとしたときに「あぁ、30年前の私はこうだったんだな」と思い知ることが、たくさんあります。そういうときは、「こういうことを考えているんだろうな」と、子どもの思いがテレパシー(古w)のように、ふっと頭に浮かぶのです。
なのでそのようなときは、子どもの気持ちを汲んだり、当時の自分の親の反応を思い出したりして、対応しています。
それから……月波の親もきっと、孫の姿に子の姿を重ね合わせ、数十年前を思い出している気がします。若返ったような気分になることもあるんじゃないでしょうか。
孫を見せることは、そういう点での親孝行にもなるんじゃないか、とふと思いました。
☆他のメンバーの回答☆
この質問、マガジンでもめちゃくちゃ人気だったんですよ!
せっかくの機会なので、他のメンバーからの回答も掲載してみます(投稿順)。
題して、『今日子育て・メモリアル』!(笑)
もちろん、メンバーの数だけ回答があるので、見ていてとてもおもしろいです。
最初に回答されたのはりゅうさん!
「私が私を見ている!!」……分かりますその感覚!(笑)
あと実は以前より、鏡に映った自分を見て「お母さんそっくり(苦笑)」というのは、本当によくありましたw
お次は、海外での子育て、浦崎雅代さん!
パーツがご主人に似てるっておもしろいですね!
ばくばく食べるはお母さん似……うちと一緒です(笑)
続きまして、hoppepanさん!
うちは夫婦で理系なのですが、たしかに「これは理系の素質!?」と思うことあります。
数字のパズルにハマったり、夫のノートPCを使おうとしたり、「子どもってそういうもん」なものが多いですが(笑)
りゅうさんもそうですが、2人以上お子さまがいらっしゃると、「上の子はお父さん、下の子はお母さん」などと、また違った分析ができますね!
続いて、にしじゅんさん!
この着眼点には笑ってしまいました!
わが子もちょうど、両親の言い方、特に注意するときの口調をしっかり覚えていて、使ってきます(汗)。
やはり、叱られるときに言われる言葉は、残りやすいものなんですかね。
ラストは、たかしたよーへいさん!
よーへいさんの着眼点もおもしろい……皆さまからの回答を見てみると、ママたちは見た目や性格を挙げていますが、パパたちは行動に着目しているようですね。
そして、「遺伝と思っても、子どもには言わない!」
たしかに、短所は「けちなところはお父さんそっくり!」などと、パートナーへの嫌味を込めて言われることがありますし、長所は「お母さんに似て勉強熱心ね!」とか言われても、自慢してるだけですよね。
いずれにしろ、子どもは関係ないじゃん!ということで、気を付けたいと思います。
こうして振り返ってみると、当時は「そうなんですか?」と思っていた内容でも、半年間子どもが成長するうちに「たしかに!あるある!!!」と思い当たることをたくさん見つけました。
だからこそ、今回の記事を書けるようになったのですね。
子どもの成長とともに、親も経験を積んだなぁ……と思うことにします(笑)
☆あとがき☆
なんだかんだで、前回の【番外編】から一月経ってしまいました……。でも、人気だったテーマについて語り尽くせて満足です。
次も、子そだてネタが見つかれば、【番外編】として出してしまおうかと企てております。少々、話が広がることもあるかもしれませんが、目に留まったら、お付き合いいただけると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!