おたえさんのライターデビュー奮闘記⑥ ~ 書くを仕事に!京都ライター塾(第8期)最終回の受講記録~
☆ 気分爽快です! ☆
とうとう最終回。京都ライター塾を選んで大正解でした!
これまで多くの講座やセミナーを転々としてきましたが、多くは残念な感想を抱いて終わりました。そんな中、京都ライター塾は、講座内容はもちろん、講師との相性や一緒に受講する人々の雰囲気なども含め、私にとっては大当たりで、本当に充実していました!
真冬の1月下旬から桜咲く4月まで、2週に1度の6回講座。悪戦苦闘しながらも無事に提出してきた課題のおかげで、講義と講義の間の2週間は、とても充実していました。今は、やりきった充実感で気分爽快です!それとともに、毎回何らかの楽しい発見があった講義を思い出しながら、寂しさが込み上げてきています。
☆ 揺れ続けた想い ☆
前回講義後のレポートでは、「今はライターの仕事はやらないことを決めた」と書きました。前回までの5回の講義を通して、ライターを本業とするほど書くことに没頭できないと感じ、完全にライターとは無縁になる!くらいの勢いで書いてました。
実際、毎日ブログを書くことすらやりたくないし、書きたい気分のムラが大きいし、毎日の時間管理が大変そうだし等々、適任でない理由を山ほど見つけていました。ところが、とことん自分と向き合って、徹底的に否定し続けながら結果を導き出してみると、その後には、自分の中でのライティングへの純粋な違う想いを感じ取れるようになってきたのです。
本を読むのが好きで、たくさんの素晴らしい言葉や文章に刺激を受けてきました。こうした経験から、話すだけでなく、書くことでも、しっかりと想いを伝えられるようになりたい!という気持ちが、私の心の奥底に潜んでいたように感じています。そして、なんだかんだいいながらも、もうやりたくない!と思ったことはない、という不思議にも気づいたのです。
☆ ひとつに決めなくてもいいさ! ☆
また、講座内での自己分析や、ペアワークや、課題への取り組みを通して、どれだけ自分と向き合い、気づかされ、想いが揺さぶられ続けたか。ただのライター講座ではありませんでした!さらに、2つの発見もありました。
①黒子ではなく、本当は自分を表に出したかったこと、
②書いて発信することが好きだということ、です。
入塾時の私は、自分のことを知ってほしいとも思わないし、発信したいことなんかないから、毎日ブログを書くなんて、興味すら無いと思っていたし、そのように発言していました。それでもライターという仕事には、旺盛な好奇心を満たすことができる魅力を感じていて、黒子として、商業ライターなら、楽しく仕事が出来るに違いない!とあま~い希望を抱いていたのです。
それが受講を重ねる内に、「本当に黒子に徹したい?」という疑問が湧いてきて、SNSで少しずつ自分を出すことに挑戦してみると、思いのほか楽しんでる自分が見えてきました。次第に自分を表現することに抵抗がなくなると、不思議なことに、漠然としてなかなか決まらなかった今後の仕事の方向性もはっきりしてきたのです。私の想いの深い部分には、自分自身を前面に出しながら、多くのひとに想いを伝えたい!という欲望があったようです。
そんなことに気づくと、書いて発信することも楽しくなってきました。noteも、最初は、課題提出の必要に迫られて、眠っていたものを再開しただけでしたが、いつの間にか、noteを充実させようとしている自分がいました。そして、最終の企画課題をやりながら、お店紹介や地域の発見をゆるゆると発信できたら楽しいだろうなぁなんて考えていたのです。
前回、今はライターの仕事はやらないことを決めて、決着着けたような気分になっていましたが、別にゼロが百かみたいにしなくてもいいのですよね。できるなら、ゆるゆるとでもやったらいい。最後まで講義を受けて、ようやくしなやかさも身に着けることができたようです。京都ライター塾卒業生として、少しずつですが、ライターとしての発信にも挑戦していきます!プロフィールに「ライター」が登場する日も遠くない⁉
これから始める新しい仕事では、これまでの経験を活かしながらも新たな切り口から、多くの方々が、健康で笑顔の毎日を送れるようなお手伝いをして行く予定です。相変わらず、巷の文章を見ては、添削したくなる私ですが、今後は、自分自身の専属ライターとして、添削されても恥ずかしくないような文章を書けるように、努力し続けたいと思っています。
☆ 本日の講義メニュー ☆
第6回は『新規仕事を得るために』でした。
● フリーライターのメリット・デメリット
◎メリット
• インタビューをして難しかったところは?
• 自宅で作業できる(満員電車に乗らなくていい)
• 子どもがいても働ける • 会社に依存しない
◎デメリット
• 収入が不安定 • 保証がない
• 事務作業も自分でやらなければいけない
• 1人で作業する孤独感
● 仕事を依頼してもらうためにできること
• 公式サイト(ブログも可)を持つ
• 実績を作る→ブログなど載せる
◊ ブログ記事を書いておくと実績に繋がる(文章を書く練習になる)
◊ 実績を見た人から、次の依頼が来る!
◊ 人に紹介してもらいやすい
(どんなことをしている人か伝わりやすい)
• クラウドソーシングに登録する
• 誰かに紹介してもらう
◊ ライター仲間を作る
◊ 仕事は「人」を介してやってくる
◊ 一緒に仕事したいなと思われる人になる
◊ こんなことがしたい!と発信しておく
• 出版社や編プロに企画を提案する
◊ 出版社などに実績を持っていき、売り込む
→実績ファイルを見てもらう
◊ 企画をたてて、持ち込む
● 企画書の添削をして
• どんな記事になるのか具体的にイメージできるか?
• 媒体と読者のメリットになるか?
• タイトルに工夫を!
● どこに企画提案するか?
• まず、自分が記事を書きたい媒体を見つける
• 自分のメディアで記事を書いてネタを溜めておく
(note・ブログ・Twitter)
● いざお仕事をするとなったら…
①クライアントから仕事の依頼
(日時、拘束時間、締切日、予算などを確認)
②見積書を提出(もしくは先方からの金額提示)
③取材 ④原稿を執筆
⑤先方校正(お店に確認してもらう)
修正があれば何度かやりとり→原稿OK
⑥納品 ⑦入金
● 見積りの出し方&簡単に見積書が出せるソフトの紹介
• 自分がする作業は何なのか?
• その作業をするには、どのくらい時間がかかるのか?
• 時給どのくらいほしいのか?
● 交渉をしてみよう
• 交渉時には希望金額を伝える
• その根拠も合わせて伝える&メールの例文紹介
● これからの計画&自分理念の発表
● 先輩の話を聞いてみよう!
• ライターとして活動を始めてどうですか?
• 提案が通るコツを教えてください!
• 講座で聞いていたことは、実際どんな風に役立ちましたか?
● 最後の課題
• 第6回の講義の内容をレポートにまとめる。
☆ 企画書と、リライトしたインタビュー記事の添削をうけて ☆
毎回の添削は、本当に感謝しかありません!
他の受講生の考え方や、添削でのコメントからは多くのヒントや学びをもらいました。添削していただいた、江角さんへのインタビュー記事は、早速noteに投稿しました! 企画もこれからの発信に役立てます!
☆ 先輩の話を聴く企画は楽しい! ☆
最終回では、これまで学んだことを踏まえ、今後ライターとして仕事をしていくのに必要な情報を伝えてくれました。そのほか、先輩方が参加してくださり、生の声を聞くことができました。ライターといっても、各人各様だということを実感でき、皆さんそれぞれの働き方のお話から、私も、やるかやらないか、ではなく、チャンスがあったらライター仕事もできる範囲でやっていきたい!と思えるようになったのです。本当に貴重な時間でした。ありがとうございました。
☆ 最後に ☆
江角さん、8期受講生のみなさん、素晴らしいご縁をありがとうございました。これからも、様々なかたちでご縁がつながっていけたらいいな、と希望しています!
そして、夏から始まる9期の方々、京都ライター塾が気になっている方々。自分の伝えたいことが、「伝わる」文章を書けるようになったら、また、今は書けなくても、どんな文章が「伝わる」文章なのかを知ることができたら、結果としてライターになってもならなくても、きっと役にたつと思います!とっても大切なことだから。
おしまい