blastとオリンピックと
アメリカのマーチングバンドをベースとしたエンターテイメントショー『ブラスト!』を観てきた。音を奏でるための技術と身体能力と音感とすべてが相まって、ものすごい迫力!音のエネルギーと素晴らしいパフォーマンスでなんだか見終わった後はすっかり元気をもらった。
ショーを観ていると、感動している一方で、パフォーマーの方々はどういったきっかけでこういった道を選んだのか、きっと熾烈なオーディションを突破して練習とかもキツいんだろうなとか、ショーを見ながら色々考えてしまう自分が…。
オリンピックもそう。選手が戦っているのを見て、やっぱ小さい頃から才能を見出されていたのかな、とか普段どういうモチベーションで練習しているんだろうかと考えてしまう。
そして何より、どうして私は個人的な知り合いでもない人々にこんなに心を動かされるのだろうかとも思うのだ。
きっとそれは、その人が人生のすべてを賭けてきたものを見せて貰って、そこから生まれる奇跡の瞬間を目撃しているからかもしれない。その普遍的な真実に触れたとき、人の心とかいうものが動くのかもしれないな、なんてことをふと思った。
そして、そういう姿を見せてもらうことで、やっぱり本気でやることでしか道を切り開いていけないことがあるのだろうなと勇気をもらっているのだ。