二度目のパカン
二度目のパカン、の始まりは新月の夜でした。
いったいなんのこと?
昨日のおはなしの続きではありません。(昨日の続きはまた後日。)
今日は、私の奇妙な体験のお話を少し。
昨夜は新月。ここのところ少し体調を崩していた私ですが、いつもと同じように床に就きました。
ベッドに入ると、私の身体は全身、ビリビリと痺れ始め、なかなか寝つけませんでした。
「数時間かかる」と何かが私に言いました。
ふむ。
こういうことは珍しくもないので大して気にも止めずにうつらうつら。いつの間にか眠ってしまいました。
朝、目覚めてみると、パカン。
「あ、あの時と同じだ」
そう思いました。
あの時、とは、今から4年ほど前、私が化学物質過敏症を発症して間もない頃だったと思います。
「パカン」
としか言いようのない、なんとも奇妙な、不思議な感覚を体験したのです。
その頃、私たち夫婦は夫の赴任先である大阪府の吹田市という賑やかな街に住んでいました。
いつも訪れる、大阪伊丹にあるイオンモールでショッピングを楽しんでいる時でした。
私は、その一角にある無印良品の店舗前の通路にいました。
そして、とある瞬間、ふっ、と見たこともない異空間に連れて行かれたような感覚になったのです。
周りの情景は淡いオーロラのようなキラキラとした靄(もや)がかかり、行き交う人々には表情がなく、あらゆるものが、ぷーかぷか、ふーわふわ、すぃーん、として、なんとも奇妙なへんてこな空間でした。
私は身体の重さを一切感じず、辺りは静まり返って、何も聞こえません。
「え?なに、これ・・」
と、辺りを見回していると、
「…Information」
という声?だか、音?だか、何か、すごく大きな光った雲の塊のような英単語に身体全体が包まれました。
私の身体と「information」という雲がとけ合ったような、私の身体の細胞のひとつひとつが「information」に染まったような、なんとも異様な出来ごと?でした。
???
これ、なに?
どーゆーこと?
ここは天国?
わたし、死んだの?
・・・
しばらくぽっか〜ん、としているうちにその異空間はすう〜っと消えてなくなりました。
その間、時間がどのくらい経ったのかわかりませんでした。
隣にいた夫に、
「今、なんか、すっごく変なかんじで・・ね・・」
夫はわかる筈もなく、
「具合悪い?もう帰る?」
と、いつものように気遣ってくれました。
それが私が体験した初めての「パカン」でした。
それ以来、その「パカン」のことはすっかり忘れていました。
今朝のそれは、あの時と同じ「パカン」だったのです。
何のことやら、ですね。
私にもそれが何なのか、まだよくわかりません。
ですが、その「パカン」は、おそらく、宇宙からの何らかのディプロマ(卒業証書)、あるいは何かの通過儀礼、そのようなものなのではないか。
なんとなく、そう思うのです。
「information」が何を意味していたのか。
なぜ、あの時と今朝、このようなことが起きたのか。
わかったらまた、このブログに書きたいと思います。
変な話ですみません。
それでは、また。
See you!!