アラフィフ40代でエージェント理由で面接落とされた話
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エージェント理由で落とされた ←イマココ
リファラルなのに書類で落とされた
メンタルクリニックに通った
45歳で追い詰められてやっと転職活動の重い腰をあげました
職場の人間環境がかなり変化し、転職したいな〜とは思っていたものの切羽詰まっていなかったこともあり、ダラダラとしていたところ、前途の、陰湿なタイプのパワハラにあってやっと、ここから逃げなければ!と思い、転職活動の腰を上げました。
直近の転職は約1年前でしたが、当時、常駐していた企業にそのまま就職したし、その前の転職は最初に声を掛けてくれた企業にそのまま決めてしまったし、その前はエージェントから電話がかかってきて、そのまま紹介してくれた会社に決めてしまったし、ということで、久々6年ぶりの転職活動。
6年前はIT系に強いと謳っている【とにかく多数受けて確率的に1〜2社内定が出る】系のエージェントに登録していました。
下記で説明しているランダム系エージェントというやつですね。
当時は、40歳を前にしてWebマーケのウェ、のところくらいしかかじっていなかった私だったので、しっかりお見合いをセットしてくれる系エージェントには箸にも棒にもかからなかった、というのが現実でしたね。
今回は年齢的なところで箸にも棒にもかかりにくかったようですが…。
まずは転職サービスの棲み分けを、、
転職サイトの棲み分けを考えてみました(20211223にちょっと変えました)。
正直、全部のサービスを使っているわけでなく、使っていないものの方が多いので、私が知っているサービスに当てはめていきますね。
私はIT系で、IT系に強いであろうサービスとハイクラス系(私は違いますけど年齢的にw)を使っていたので、聞いたことある系のものが出てこなかったらすみません。
エージェント(お見合い系)
エージェント(ランダム系)
マッチング系、直接応募系、スカウト系
ヘッドハンティング系
1.エージェント系(お見合い系)
お見合い系のエージェントとは、エージェントの担当者がしっかり本人のやりたいことやスキルを見極めた上で、応募会社を厳選する系のエージェントと定義します。
大手のお見合い系エージェントは、お見合い系だけでなく、直接応募等、複数形態対応していることも多くありますが、人1人いればできるということもあり、中小企業、もはや個人事業主、フリーでやっているエージェント(転職コンサルティング)も多いようです。
今回使った(と言っても紹介ほとんどなかったですが)JACリクルートメントはお見合い系のみでしたが、人に担当者が付くのではなく、企業担当者が求職者を検索して連絡してくるタイプだったのかと思います。
なぜなら私に連絡がなかったので、企業担当者からするとお眼鏡に叶わなかったのだと思っていますw
通常のお見合い系は、求職者に担当者がついてくれて、企業担当者とやりとりして縁談を進めてくれていました。両者に仲人がいて、仲人同士で話を進めるというイメージですね。今回は使わなかったのですが、リクルートエージェントやパソナキャリアは15年前はそうでした。今もそうでしょうか?15年前、大手エージェントdoda(当時インテリジェンス)はそのていでしたが、当時勤務していた会社を応募候補として送ってきたので担当者の上司にクレーム入れて辞めました。舐めとんのかと。今回登録してみましたら、かなりシステマチックになっていて、コンサルタントと会うことはなく、レジュメの登録さえしておけば、企業担当者からの紹介、自分で検索しての直接応募や企業からのスカウトが行われる、プラットフォームになっていました。とはいえ、企業担当者からの声掛けの書類審査通過率は異常な低さでしたね。
<メリット>1社1社、一人一人丁寧に対応してくれる。
中小や個人で対応しているエージェント、転職コンサルタントの場合、応募企業にも面子を立てる必要があるため、おかしな人は紹介できません。故に、きちんと企業と求職者の希望が合っているかどうかを真剣に考えてくれます。また、書類についても通過しないような書類は出せないので、真剣に見てくれます。職務経歴書等に自信がない人は、こういうエージェントを探して目を通してもらうと勉強になると思います。
(ただし、決めるための職務経歴書になってしまうかもしれないので、自分の意思もきちんと反映させ、あくまで参考としてください。)
大手のエージェントの場合は、希望があれば見てくれるという感じだったと思います。個人担当者の方が、そういったサービスがありますので使ってくださいね。と紹介するレベルです。担当者が個人で対応というよりはシステム化しているので、職務経歴書チェックサービスみたいなものが別途用意されていたりしますね。もちろん無料です。
また、内定が出た後の条件交渉等も全てエージェントが対応してくれるので、気分的に楽です。
<デメリット>決まりそうにない人には雑になってくる
これは正直、大手と中小、個人によって違ってくるのですが、エージェントは1名決まると想定年収の35%くらいを報酬として得られるので(パーセンテージはエージェントによって様々です)、個人でされている場合、1社決まれば数ヶ月分の収入になることもあります。年収400万の人で、140万、年収600万の人で、210万です。効率よく働けば、年に2〜3人決めれば生活できてしまいます。
そのため、個人エージェントは、決まりそうな人には手をかけるし、決まらなさそうな人からはフェードアウトする人もいることもあることもあることもあるかと思います(人によって違う場合ももちろんあるので遠回し表記w)。
逆に、採用する企業側も支払うコストが高いため、採用条件がシビアになります。
そのため、企業側からすると未経験でも若ければ費用が安く採用できるため、決まりやすいとも言えますし、キャリアがあっても年収が高いとリスクが大きいので決まりにくい、ということもあるため、コンサルタント(エージェントの人)によって、どちらが決めやすい等の好みはあると思いますが、一概にどんな人が有利ということもないように思います。
また、今回ではないですが、以前知り合ったエージェントの方は、
「僕らは1社決めればそれなりの収入になるから、後の時間は、転職希望者の方のお手伝いをするつもりでやってるんです。面接のロープレでもなんでも言ってください。」
という殊勝な方もいらっしゃるので、ここで決める、というのではなくてもお話を色々と聞いてみるのも勉強になりますのでオススメです。
大手の場合だと、なんかこの人やりづらいな、、と思ったら担当者変えてもらってもいいと思います。
しかし、大手の場合だと、相手の企業を立てて丁寧に対応する、という考えは特にないようで、こっちは資産(人)だけは大量にあるからいくらでも送りますよ!!!という立ち位置なのか、応募者にも粛々と案件を送り続けてきてくれますが、その内容は、熟考しているというよりはランダム系よりはちょっとまし、くらいな感じのエージェントもあります。10年以上前のdoda(インテリジェンス)はそうでしたね、だから現職の募集を渡すんだよw
この辺りは、大手といえども担当者さんによるところがすごく大きいと思っていて、当時はリクルートエージェントで決まりましたが、パソナキャリアの担当者の方も、この方で決めたいな〜と思えるくらいには良い方でした。
エージェントさんは、転職決定率より、その後の継続率で取った方がいいと思いますよ?というくらいには、担当者さんによってその後の定着率が違ってくると思います。私はこの会社半年で辞めました(だからかリクルー●エージェントさんに嫌われました)。
2.エージェント(ランダム系)
とにかく30〜40社に履歴書を出せば、●%は書類選考を通って、●%は最終面接に進み、1〜2社は内定がもらえる。という根拠に基づいて、とにかく条件が合う企業をバンバン提案してきます。
やりたいことをしっかりと伝えておかないと、とにかく条件検索の絞込みで引っかかったところを毎週10〜20件の案件を送ってくるため、剪定がかなりしんどいです。途中で嫌んなります。
<メリット>自分では思いつかなかったような会社を紹介してくれる
条件が合った求人をとにかく送ってくるので、こんな会社があるんだ!という意外な会社に出会うことができます。職種も自分が思わなかったようなものを提案してくれたりもするので、今の職種に疑問を持っているなど、自分の将来について広く考えたいと思っている人にはオススメです。
コンサルタント曰く、絶対無理なものは送っていないので、興味があるのでしたら、口添えして応募しますよ、とのこと。こちらもエージェント系なので、内定が出た後の条件交渉等も全てエージェントが対応してくれるので、気分的に楽です。
<デメリット>入社してからアンマッチが発生することがある
確率の話なので、うっかり内定が出ることがあります。
とにかくたくさん応募して、たくさん落ちまくっていると、残っている企業がとてもよく見えてきます。
追い詰められて転職活動をしていたり、転職活動しているうちに追い詰められてきて、あーもうここで良いや!あれがこうだったから良かったし!と自分に言い訳をして決めてしまう、すると、入社してから「あれ?違うな?」と思うことが儘あります。
また、ランダム系とは言え転職エージェントなので、紹介料はお見合い系と同じくしっかり発生しますので、企業の判断もシビアになりますし、期待値も高くなります。
思いつくサービスとしては、昔のdoda(インテリジェンス)、Geekly、ワークポートですね。
ただし、担当者の方をしっかりコントロールできれば、希望している条件以外は送ってこないでください、とすることもできます。
私は今回そうしたらグッと紹介数が減りましたw
また、いくつか書類選考を通ると紹介が減ります。
3.マッチング系、直接応募系、スカウト系
サービスに登録する際に、自分のレジュメ(職務経歴書)を自分で登録し、自分で条件が合う企業を検索し、自分で応募する系のサービスです。
先方からスカウトや、気になる的なアクションがあるサービスもあります。
登録方法がサービスによって違うので、フォームにネチネチコピペしていたらノイローゼになりそうになりますがそこは頑張るしかないところ。
丸っとコピペができたり、アップロードできるサービスが好きになりますし、ITな私は今後手がけるサービスでは気をつけようと思います。
最近よくCMをしているGreen、en転職、ビズリーチ等(ハイクラス系)でしょうか。
これらのサービスは、自分から企業を探して応募してサクッと落とされたら辛いんだけど、という場合だと「気になる」という機能で企業の反応を見ることができます。求職者から「気になる」することもできますし、企業側から「話したい」や「スカウト」として声が掛かる場合もあります、が、「スカウト」の方が来ても書類選考確約ではありませんので、、、と書いてあったり、面談前に勝手に選別されて「え?お前が声かけてきたのに?(口が悪い)」ってなる時もあります。
<メリット>向こうから声を掛けてくれるので、応募のハードルが下がる
うわ〜この会社の仕事興味ある〜と思っても書類選考で落とされたら落ち込むな〜と思ったら「気になる」としておけば、先方が「歓迎!」と思えば「話してみたい」をしてくれるので、応募へのハードルが下がります。
また、こちらが待っていると、企業側から「話してみたい」や「スカウト」が来ることもあり、自分の市場価値がふんわりわかったりもします。
また、企業的にも採用費が比較的安く上がるので、採用へのハードルも下がると思います。紹介料は一定(Greenは90万円固定のようです2021年12月現在)で、年収の設定が紹介料に影響しないので、希望年収が通りやすいのではと思います。
<デメリット>とにかく企業選定するのが大変、交渉も調整も全部自分
たくさんある企業の中から、適切な職種を設定し、希望年収等の条件を設定し、絞り込まれた中から、目に付いた企業を開いて募集要項を読み込み、企業情報を読んで、口コミを見て、企業サイトを見て、どこに「気になる」をするか「応募」するかを決めるのは結構大変です。
選んでくれていたエージェントさんありがとう。とも思うくらいです。
やっと選んだ企業に「気になる」をしても完全無反応のことももちろんあります。それを無視してとにかく気になるし応募するし!と応募して、書類選考を通過しても、日程調整やらなんやら全部自分で対応する必要があります。また、「話してみたい」と来たのでカジュアル面談だろうとOKしたら書類をくださいというので送ったら「今回は残念ながら、、、」と告ってもないのに振られたりします。これはかなりショックです。
この場合、おそらくですが、企業がとりあえずの条件に合う人に「話してみたい」を送りまくってみたら、意外と「話してみたい」返ってきたな、全部話せないしなって選別してるんじゃないかと思います(あくまで予想です)。そんな企業こっちから願い下げじゃ!(とも言えないのが哀しい性)
そして無事内定が決まっても、条件交渉は全て自分です。
オファーが思い通りくればいいですが、現年収より下げられていたりすると困りますね。
4.ヘッドハンティング系
ちょっとスカウトとごっちゃになっているところがありますが、急にどこぞのエージェントから連絡が来て、
「●●という企業に紹介したいのですが、、」
というものです。
誰がエージェントに私の情報を流しているのか、、本当にわかりませんが、1度だけ来たことがあります。
名刺の情報そのまま(実際は稼働していない部署の名前で呼び出されたw)だったので、誰か私の名刺を持っている人が渡してくれたんだと思います。
ただ、その頃の私に特に才能があったわけでもなく、年収が高かったわけでもないのでスカウト?の仕組みが全くわからないのですが、経理職系の友人は、高収入のタイプで、こんな感じでちょいちょい転職していますね。
誰か私のこと改めて紹介してくれないですかね、、、(笑)
いろんな経緯のスカウトが存在するらしい
私は結局、Eightという無料名刺管理サービス(sansanが個人向けにやっているものです)で、企業から急に「スカウト」という形でお話いただいた会社に決めました。サービス自体は5月くらいにローンチしたもののようで、月額10万円で成約手数料がないため、企業側からするとハードル低めです。企業の人事の方が手で対応するため、人件費はかかります。
私は、転職活動を一周してぐったりして、他のことも重なり2ヶ月くらいロスして、やっと12月に復活したと思ったところで、Green経由、Eight経由、ビズリーチ経由で企業から直接スカウトという形でお話をいただいたので、転職って本当にタイミングだな〜とも思いますね。
エージェント理由で最終面接落とされた話
すみません、やっとここでタイトル回収します。
転職第1期で、某ランダム系転職エージェント経由で最終面接が決まり、この状況下で企業まで訪問をして、社長と事業責任者のお二人とお会いしました。
私はこの事業責任者の方をいいなと思っていたので、決まったら行くつもりだったですし、面接の際も、先方からの質問は特になく、私に質問はないですか?ばかりの状況。
用意はしていっていたものの、1時間持つほどの質問量はなく、30分ほど質問しまくってお話聞きまくって、終了。
その後、2週間くらい?待たされてこれだけ待たされて落ちることってある?と思っていたら、エージェントから残念ながら、、、の連絡。
これが午前中。
午後になって、知らない電話番号から電話があり出てみたら、なんとその企業の事業責任者の方。
履歴書にメールアドレスがなかったので、電話しましたとのこと。
お話をまとめると、
「実は、そのエージェント経由で採用した人が試用期間が終わったところで3名退職している、正直あなたの年収は安くないし、辞められた時の損害が大きい。あなたに悪いところはなかったのだけど、エージェント経由で採用をするのが怖いので、どこか他に1社転職した後か、期間が空いた後にまだうちに興味があったら来て欲しい」
とのこと。
私が原因じゃないのか!
という喜び?と、
え?そのエージェント介してるのは最初からわかっていたことでは???
という気持ちとがあっちこっちと交錯して、しばらくは気持ちが落ち着かなかったですね。。。
それとパワハラとリファラルで落とされて、私なんてもうどうでもいいんだー
期間が重なって2ヶ月くらいロスりましたw、繊細かwww
こんなことは本当に稀な話だったとは思いますが、転職のやる気も継続も決まるところも、最初のエージェント選びで差が出てくると思うので、1社だけではなく、いろんなタイプを数社使ってみて、最終的に自分に合うところで進めれば良いかと思います。
エージェント系は担当者にもすごく影響されるので、この人嫌だなと思ったらすぐチェンジしたほうがいいと思います。
もちろんその人が悪いわけでもあなたが悪いわけでもなく、人間対人間なので、合う合わないがありますので。
企業もそうです。
合う合わないなので、落とされると落ち込みますけど、自分を取り繕って受かった企業で働き続けるのも辛いと思いませんか?
そういったこともきちんと見ることができる、見てくれるようなエージェントやサービスを使っていければいいのではと思います。
私のように、いろんなタイプを同時に使っていくのもアリだと思いますよ!