私の意志と覚悟は？

占いをしていて、
「私を救ってくれたように、他の人も救って下さいね！」
と言われたことが何度かある。

その人が救われたのは、その人自身のチカラなんだと思うのだけど、きっかけに私の占いがあったのは、まあ、事実の一つだろう。

私が占いで目指すべき所は、そこなのだろうか？
私の占いを受けた人の口から、
「救われました」
と言う言葉を聞くこと。

そうじゃない気がする。と言うかそれは危うい気がする。
喜ばれなくてもプロならやらなければならない、みたいなことを言われたことがある。
全部が全部喜んで貰える案件じゃない。
それに占い結果が喜びに繋がるわけではない場合もある。

プロの占い師の矜恃も、スタンスも、自分で痛い思いをしながら接した相手から学ばなければならない。

今回のトラブルからはそんな風に教訓を得た。
占うことの独自の哲学が出来てきているような気がする。


占いをすると言うことから逃げ出したくなることもあるのだけど、結局の所、まだしばらくその道を諦めなさそうだ。