蟹座の新月の生まれということ

私が生まれた時、太陽と月は同じく蟹座にあった。
つまり蟹座の新月に、私は生まれた。

西洋占星術を詳しく見ていくと、そもそも自分の星座だという時、太陽星座と月星座というのが重要だったりする。
雑誌の星占いで言ってるのは、太陽星座である。
生まれた時の太陽の位置を言っている。
これは、対外的な、社会的な顔だと言われている。

その辺の星座情報を読み、あんまり蟹座っぽくないんだよな~とか思う人は、月星座を見てみると良い。
月星座は、自分の本当の顔だという。
身内に向けた顔だ。

なるほど、自分が赤の他人に向ける顔と、親しい身内に向ける顔は違う、ということなのだが、はて、そんなに大きく区別してるっけ?
と思った私は、太陽も月も同じ星座、つまり裏表ない性質だというところに落ち着くようだ。

人間だから、多少は人によって出てくる自分が違ったりは勿論するが。
でもなあ、居場所チックなところにいる時の私の顔と、その辺の空間にいる時の私の顔はちょっと違う気はするぞ。
居場所にいる時の蟹座は輝いているらしいが、まさにそれだったのだろう。

ただ、もうそういう顔の違いもほとんど忘れてしまった。
私は今、大して人と付き合っていないから。

パレットちゃんにも身内に接するように接したというのも、新月生まれの表裏ないせいかもしれない、そうじゃないかもしれない、星占いって、おもしろー。
蟹座の愛情は誰にでも向けていいものじゃないらしい、というところの確かさも、身を持って知るのであった。

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胡蝶しん月(アサギスト名)
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