心ゆくままに、日本滞在を延長してみた
2ヶ月ぶりになってしまいました。
なぜこんなにも更新が止まっていたのかというと、7月末から日本に一時帰国をしていまして、それはそれは毎日遊び遊び酒旅寝る飯温泉!!!
のような幸せライフを送っていたので書く気にもならず、まだ頭の中は夏休みのようです。てへへ
やっとオーストラリアへ帰ってきたものの、日本にまだ後ろ髪引かれてます。
1年半ぶりの日本。
本当は1ヶ月のみの一時帰国のはずでした。
しかしなんだか日本出国5日前くらいになってから、「なんだか帰りたくないんだよな」とふつふつ思い始め、
オーストラリアで待っているパートナーに
「やっぱ帰るの来月でいいかね?」と確認して「好きなだけいなさい」と粋な回答をもらい、予想外の2ヶ月間、まるまる日本を滞在させてもらいました。
帰ると言っていた友人からは「今を生きてるねぇ」なんて言われて、「そうなのかなぁ」とちょっと自分の不安定さを危うんだりした。
でも結果、この決断をして
最高に良かったのである。
別れ際に涙する家族や友達を見ると、
やっぱりもうちょっといても良かったのかな、と思ったりした。
ずっとずっと日本という国が大好きになれなかった私だったけれど、
久しぶりに帰る日本は意外と優しくて
暑さと人混み以外は日本が好きだと気づけた。
また家族との貴重な時間をゆっくり過ごせた。
大人になると、友達よりもパートナーよりも、
家族の時間の方が大切にしないとと思えるようになった。
彼らのほうが先が短いんだよなぁともっと現実を見るようになった。
11歳になる愛犬もいるので尚更、
いま元気なうちにこうやって会えるのが幸せだなな。これは永遠には続かないんだから。と日々を噛み締めながら過ごした。
私は一人っ子かつ親戚も多い方ではないので、
母と祖母が先立つと、私1人になるのかぁとしみじみ考えてみたりした。
この生まれ育った地元に、独りになった私が帰ってくることはあるんだろうか。
そうなったら寂しいんだろうなぁと想像して歩きながら涙が出てきたりした。
とにかく、生まれ育った地元に、実家に2ヶ月も留まることなんて、ここ10年で一度もなかったからそれはまた新鮮で、ノスタルジックで、
ああこの道よく学校の帰りに通ったな、とか
この公園こんなに小さかったっけ?
ここに住んでた〇〇くんは、今どこにいるんだろう?とか、ゆっくりできたおかげでいろんなことに想いを馳せながら過ごした。
今回の帰省、帰ってきて本当に良かったなと思うことは、いくつかあるけれど、
1番は、母との関係を修復できたこと。
色々と仲がぎくしゃくしていたのだけれど、
今回ちゃんと心を通わすことができて、とても良かった。今の私は、最強にハッピー。
家族に自分の居場所を感じれなかったことがいままでどんなにストレスだったか、今になって振り返ってよくわかる。
家族は切っても切れない仲なので、
いろんな家庭があると思うが、信頼しあえる仲でいれることは、本当に幸せなことなんだと思った。
あとは、父の墓参りに行けたこと。
お墓に入ってから一度も行けてなかったので、今回初めて手を合わせに行けて良かった。
お盆に合わせて帰省できたのも良かった。
父との別れがなければ、海外に行く踏ん切りもつかなかった。色んな意味で人生がガラッと変わった。お父さん、ありがとうね。
さらに長岡花火を見れたこと。
地元が新潟県の長岡市で、家から花火が見える。小さい頃からずっと当たり前だと思ってた景色が、改めて当たり前じゃないことに気づかせられた。今年も最高に綺麗だったぜ。
さらにさらに、パートナーが日本へ遊びにきたこと。
私が延長したことによって、急に暇を持て余してしまったパートナーくん。
すぐにチケットを取って日本に遊びにきてくれた。
鎌倉、東京、長野、新潟、温泉、色々と地元の付近を見せてあげることができて、喜んでくれて良かった。
最後に、なんといっても友達や家族に会えたことが、本当に良かった。
いつ死んでも後悔のないように、大好きな友達や大切な家族と密な時間を過ごすことができて、とってもプライスレスな時間だった。旅をしているとなぜか自分がいつ死ぬかわからないという焦燥感がいつも付きまとうのだけれど、
だからこそ、やりたいことはやりたいうちにやっておこうと行動に移すことが出来ている。
今回日本に帰れて本当に良かったなぁ。
久しぶりに帰ってみると、なんだかんだいいところでした。
来年も、絶対に日本に帰るぞ〜!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
実は来週から、急遽3ヶ月ヨーロッパに行くことが決まりました!(流れに身を任せすぎている)
また今度ゆっくり書きたいと思います。