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こんな仕事は楽すぎる?オーストラリアの出稼ぎ事情〜仕事編〜
こんにちは。MIKUです。
今日は前回の続き、オーストラリアでの仕事についてです。
前回の記事はこちらから↓
前回の記事でも書いてある通り、オーストラリア南の田舎町にあるライスミル工場で働いています。
オーストラリア、ニュージーランドでは、パッケージを見れば「見たことある!」と知っている人も多い南半球のお米界では有名なメーカー。
日本とも取引をしていて、
日本へ輸出するコシヒカリなんかも工場でパッキングしています。
そんなお米工場では、主にお米のパッキングを行っていて、
3ヶ月働くと2nd Visaにアプライできます。
(2024年6月時点。Visaの規定は毎年変わるのでご確認ください。)
私がこの工場で働く目的は二つ。
①2nd visaを取るため
②次の旅資金を稼ぐため
です。
なので3〜4ヶ月での短期間契約となります。
そのため時給はカジュアル契約で25%増しの$32.41。驚愕しました。
ニュージーランドでカフェでの時給が$22.50だったので、およそ$10も変わってきます。
オーストラリアは労働者に優しい国なので、週40時間以上の労働は時給が倍の$61になります。凄いですね〜
Visaが欲しい、お金を稼ぎたい!という私にとってはぴったりの労働環境でした。
仕事内容について
では、仕事内容はというと、主にライスパッキングと、大型注文のパッキングと、掃除です。
工場は24時間回っていて、シフトで朝番、昼番、夜番がありますが、私はカジュアル契約なのでずっと朝です。(ラッキー!)
朝の7時から15時まで、働きます。
工場は注文によって忙しさにバラツキがあり、
どれだけ忙しくてもきついことは全くないです。
辛いことといえば暇すぎる時くらい。
音楽を聞きながらみんなで一緒に作業していくので、全く苦ではありません。
暇すぎる時は、時間が過ぎるのが遅く感じたり、掃除をしすぎて飽きたりするのがデメリットかなぁ。
一方で忙しい日は、Overtimeと言って残りたい人は残業ができます。その際は12時間働きます。
やる気と体力が有り余っている時は残業をして、
その週は大体週に$1500-$1800くらい、給料をもらいます。
ごくたまにですが、機械が壊れたりして、5時間待機なんていう日もあります。
そんな日はみんなでひたすら米を待つ。笑
ほぼ何もせず一日が終わったりするので、そんな日は ”学習day” としてひたすら好きな音楽を聴いたりpodcastを聴いて脳に情報をインプットさせたりしています。
結論、この仕事は楽すぎます。
いままでした仕事の中で、一番楽で、しかも給料が高い。
ニュージーランドのカフェでホスピタリティの経験もあるけれど、忙しすぎて1日8時間働いた日にはもうぐったりでした。
でも今の工場勤務は、勤務のあとジムに行ったりする精神的余力も体力も残っている。
ホスピタリティと比べると、なんて楽な仕事なんだ、、!と初めの頃は感動しました。笑
工場勤務の良さ
私は工場勤務ができて、とてもラッキーだったなぁと思います。その理由は以下の通り。
勤務時間が安定している。(客足に左右されない。)
天候に左右されず、屋根の下で働ける。
時給がいい。
仕事内容が体力的に楽。
労働者はオーストラリア人が多く、いろんな意味でオーストラリア文化にまみれる。
でしょうか。
ホスピタリティで働いている時は、時給も低く、また客足によって勤務時間が左右されることも多いので、毎週安定した給料をもらいたいなら工場勤務はいいなと思います。
また工場はほとんど田舎にあるので、
その田舎で生まれ育ったオーストラリア人が同僚であることがほとんどです。
彼らの文化を身近に学べるし、いろんな情報を聞けたりして、
そこもいいなと思うところの一つです。
一方で、もちろんデメリットもあります。
デメリット
この仕事、一生はできない。
たまに、ものすごくキツイ工場がある。
ことでしょうか。
1.について。
この仕事を3ヶ月という限定されたなかでやるから良いけれど、ずっとこれをライフワークとしてやるのは無理だなぁと私が正直に思うからです。
2.について。
工場勤務は、時に”稼げる”としてコットンファクトリーやグレインが人気ですが、
これらはめちゃくちゃキツイです。
一日の拘束時間が12時間で、
それか週6とかで行います。
確かに勤務時間が多くなるので稼げるけれど、
働く人はみんな口を揃えて「No life」(人生がない)といいます。
もちろん、短期でガッと稼ぐならいいかも。
でも私は日々の生活も大切にしたいので週40時間が限界だなぁ。
まとめ
工場勤務は、2nd visa を取るための短期仕事にぴったりです。
ただ、どうせ仕事をするなら何か学びたい。
そう思い、フォークリフトの免許取得も考えています。
また仕事中に聴きながら学べるPod cast学習もしています。
初めて工場というところで働いてみて感じたのは、案外楽しいんだなということ。
新たな学びもあります。
ワーホリ出稼ぎには、私はおすすめしたいお仕事の一つです。
ワーホリ批判者に思うこと
さいごに私がめちゃくちゃ個人的に思うことです。
「海外に行って、工場勤務してそのあと何になるの?」
「日本に戻ってきてからのキャリアは?」
とか、色々な批判的な意見を目にしますが、
私は一、二年ブランクを作ってでも、海外へ働きにくるのはメリットが大きいと思います。
稼げる額がこんなにも違うのです。
日本の給料の倍、貰えるのです。
その資金を元手に新たな投資や、自己投資につなげることができます。また旅で得た新たなアイディアをもとに起業をしたり、海外へ出ることで身についた大きな視点で、人生を再考し「本当にやりたいこと」を元にライフプランを立てる、など。ワーホリをきっかけに得ることはたくさんあります。
一概に日本でのキャリアアップが大切かというと私はそうは思いません。
この二十代の数年は、新たな学びの年として世界を巡るのは大いにメリットがあることだと思うのです。
また海外でもきちんと経験と英語力を積めば、日本でのキャリアアップにもつながると私は考えています。
また一番のメリットは、視野と価値観、アイディアが広がること。
一度日本以外の国を見てみることで、今までの価値観の小ささに気づいたので、この経験を今してよかったなぁと思いました。
この経験を今してから迎える30代と、
しなかった30代では、モノの見方や考え方が大きく違うと思ったからです。
以上、私の意見でした。
意見がある方は、優しくコメントください😊
またこれからオーストラリアへワーホリに来られる方、頑張って下さい!