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2023/5/12 何を減らし、何を減らし過ぎたらいけないのか。下弦の月

下弦の月です。半月です。切り替わりのタイミングにしてもよし、ここから #新月前掃除 をはじめるのもお勧めです。

ムーンプランナーの使い方はいろいろあります。

時間のつながりや切り替わりをいつものタイミング(月末月初や1週間という流れ)とは違うところに持ってきて、他人や社会のタイミングと違う自分のタイミングをつかみ直す事。

満ちる期間と欠ける期間に分けることで、焦点に対して前側からと裏側からの両方で約二週間交代で交互にアプローチすること。

この前側からと後ろ側からというのは、満ち欠けスケジューリング術を読んで頂くのがいいなと思います。

満ちる時期は、増やす時期。という事は、自分にとって何を増やしたらいいのか、何を増やし過ぎたらいけないのか。
ここが、どんなことでも、どんなテーマでも、アプローチの方法があります。

体重増加に悩んでいるなら、食べ物を減らす必要はあるでしょう。でも食べないわけにもいきません、動いて働いていかないといけないからです。
そうすると「自分が何を食べすぎているのか。どんな栄養や食事が足りていないのか」の両方を知る必要があります。

なにを増やすといいのか=何が足りていないのか
なにを増やし過ぎたらいけないのか=何が多すぎるのか

なにを減らしたらいいのか=何が多すぎるのか
なにを減らし過ぎたらいいのか=何が足りないのか

ご自身の課題の中でも、いろいろなものがこのアプローチでどうにかできます。語学学習の人たちは、語彙力がないのか、文法や表現力が足りないのか、あるいはそんなことよりも相手に対してコミュニケーションを取る機会が足りていないのか。
たりないことにばかりアプローチしやすい人は、何が多すぎるのかも見るといいと思います。

たりてない事ばかり興味がある人は、「前向きに判断することが足りていない」「今あるものを使い切る視点が足りない」という足りなさを必ず持っています。
たりないと考えることが多すぎる、とも言えます。

かけていく月の時期は、いらないものを手放す時期。
ここは簡単にできるという人も多いです。特にゴミなどは捨てればそれだけで成果があります。
でも、本当にいいものを取り入れるというのは、とてもむずかしい事です。
取り入れるために、不要なものを手放し、ゴミを出して整える、という視点がないと、ただただ捨てて満足するという、貧相な生活になります。

まずは「よく考える」

他人に答えを教えてもらおうとするのは、子供の時は褒められたかもしれませんが、大人になれば「うるさいな」と鼻であしらわれることになります。

中にはそこでつまらないやり取りをして偉そうに振舞えるのが楽しくて、教えておばさんや、教えてあげるおばさんになっていく人もたくさんいます。
人と交流を持てたことで、本当に知りたかったことについてはどうでもよくなって、「お友達が増えて嬉しい!(でも何も問題は解決していない)」という状況に陥るやつです。

その逆で、「ちょっと聞いただけなのに、あれこれ口出しされるようになって、もういいですと言うとめっちゃ角が立つから断れない…」という、よくある親戚付き合いやママ友仲間の人間関係で聞くお悩みも出てきます。
普通に自分でよく考えればいいだけの話が、他人を巻き込んだせいで問題をこじれさせていく様子は、よくよくお見かけします。

その問題がこじれていく事自体が、人生をより深く耕すことにつながっているのだとは思いますが、みんな泣くほどつらく思っているようです。

なんにせよ、とにかくよく考えること。
他人を巻き込むことは悪い事ではないけれど、巻き込むにせよご意見を仰ぐにせよ、よく自分が考えていないと、大体相手に持っていかれます。
脳みそが足りない自覚があるなら、人の3倍は考えること。
人より頭のいい自覚があるなら、それこそそこを使わないなんてもったいない話です。
考えて、試して確認して、本当にそうか検証すること。それを10日でも1カ月でも、3年、5年、好きなだけしっかりとやることだと思います。

その手掛かりの中に、「何を増やすのか、何を減らすのか」「何を増やし過ぎたらいけないのか、何を減らし過ぎたらいけないのか」の視点は確実に問題を精密に分析するのに役立ちます。

自分で、それを考えましょう。

考えることを他人に悪意なく丸投げしている人はたくさんいます。
すべての判断基準を旦那さん(の機嫌)にしたり、子供の好みにしたり、お母さんの意見だったり。
これらはすべてモラハラの入り口にもなるので、そこから本当に理解しあって支え合う家族の絆や人間関係になるのか、ただの寄りかかりになるのか、どうするのかは当人たちだけの問題だと思います。
でも、どうするか=行動自体はいろいろありますが、まず自分が何を考え、何を感じているのか(考えることも感じることも、悩むことも、努力することも、ぜーんぶ別の事です!一緒にしないようにしてね!)、しっかり理解するのは大事なのだと思います。

せめて、自分の心くらいは自分でわかってあげて欲しいです。
環境がそれ以外を許さなくても。

下弦の月から新月の間の日数をムーンプランナーで見て、お休みの日や忙しい日、気温や天気、予定、何があるかよく想像しましょう。
そこに、ずっと自分が抱えている「手放すもの」を手放す作業をひとつふたつ、加えてあげます。思いつかないなら、キッチンの汚れを落として排水口をきれいにしましょう。
手放すとき、目的は「これを減らすことで、よりよいものが入ってくる」ということを考えてみて下さい。
よいりよいものとは、具体的になんだと思いますか?
そこを、きちんと考えましょう。

答え合わせは、おそらくずっと後になってからです。

また、やったことが失敗につながるのではないかという恐れも出てくると思いますが、絶対に失敗しないけどやった方がいい事ってありますよね。生ごみをちゃんと捨てるとか。
そういうことを、ただ大事にすることからです。
いつか、自分に覚悟を持ってリスクを取り、安全じゃない場所でもいきいきと自分の力を発揮することができるようになります。

「今」
「なぜそれを」
という目的を大切に考えてほしいです。

この前のインスタライブの時の裏テーマも、まさにそれでした。

ヘアケア編、パドルブラシでのマッサージを教えてもらいましたが、毎回同じ動きをしても、「今は、コリの素になる老廃物をいつもより奥からじっくり呼び出してほぐす!」という時と「今は新月前で過敏でソワソワしているから、マッサージはやさしく丁寧に、心を落ち着けるように」という時では、同じ動きでも体の中のイメージは違っていると思います。

その違いは、とても鮮やかなものです。
同じ動きでも、体験が全く違うのですね。

この「同じ動きでも体験が全く違う」ことは、ものごとの継続に大きな役割を果たしています。
ちゃんと自分で考えて、自分で確認しないとこの鮮やかな体験の違いは生み出すことができません。
それこそ他人の口コミ待ちで、いいなと思ったコスメの情報を読まないと自分で買って試すという事ができない、みみっちい感じに似たことになってしまいます。(恥ずかしい事ではないけど、みみっちい事って結構あります)

いきなり人生全部を考えようとすると大変なので、「欠ける期間」に何を手放したいのか、減らすことで何を増やしたいのか、ぜひよく考えてみて下さい。

考えたら、ひとつふたつは実行すると、その答え合わせは次の満月あたりで一回出てくると思います。
お月様は、いい悪いで判断しません。罰も与えません(ご褒美もくれませんが)。でも、ちゃんとご自身で答えがわかるようになると思います。
ちゃんと自分で考えた人だけが得られる、大きな贈り物です。



5/28(日) ムーンプランナー入門講座開催です。
※受付係に自問自答ファッション講座のあきやあさみさんがきてくれます


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満ち欠けスケジューリング術でお片付けや成果の報告をしたり、考え方のコツを質問したり。(2021年8月…

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