2019/12/19 下弦の月とムーンプランナーお掃除ドリル
下弦の月は、満ち欠けでは月が消えていく最後のクォーターです。
この時期は、いらないものを捨てたり、掃除をしたり、新しいスタートのための準備の時期に当たるといわれています。
この流れをうまく生かして、特に掃除の苦手な人はお掃除サイクルを作ってしまうというのはとても有効なのです。
掃除が苦手な人は、掃除自体が苦手という段階を過ぎて、いつやったらいいのか、どこからやったらいいのかという訳の分からないところで手が止まってしまっています。
どこからでもいいからさっさと始めればいいだけなのに、手が止まってしまう。それができていたら掃除ができないなんてことにはなりません。
でも、そういう人は、ちょっと背中を押してくれればできるということも多いのです。
下弦の月から新月までの間は、お掃除ボーナスタイム。
この期間はいつもより簡単に掃除ができて、ここで掃除をしておくと新月からもっといいスタートが切れる、そう思うと、急にやる気が出てくるなら、それを逃す手はありません!
次の新月は26日ですが、とりあえずは冬至の22日を目指して、手がつくところからでいいのできれいにしましょう。
そして、満ち欠けサイクルのいいところは、「やる気を出す」ことだけではないのです。
新月を過ぎたら、満月まで掃除のことはしばらく忘れてもいいという風に、「やらなくていい時期」を設定することができます。
これがすごく大事で、掃除ができない人は常に掃除ができていない状態の中にいるわけで、つまり常に「掃除しなきゃ」「掃除ができない自分はダメな人間だ」「もう生きているのがつらい」と鬱々と考え続けている……これはすごくエネルギーを奪います。
「満月過ぎたら掃除する、特に下弦の月からの時期はきちんとやる」と決めると、その分「新月から満ちていく期間は掃除はしなくてもいい」ということになります。意識はしていないかもしれませんが、この「やらなくてもいい」「やるべきことはちゃんとやってある」という安心感があるというのは、「掃除しなきゃ」「こんなこともできない自分はダメな人間だ」と思い続けているのと比べると、全然エネルギーの減り方が違います。
この「掃除をしていない時間のエネルギーのロス」が、すごく重要なポイントです。掃除そのものよりも重要なポイントになっていると思います。
満ち欠けスケジューリング術は、「やること」も大事ですが「やることをやっていない時間」も同時に自分でデザインするという視点です。
やっていない時間をどう設定するかということが、いろんなことをうまく動かしていくカギになっています。
ただ、見えないこと・考えていない部分なので、ピンとこないことが多いのですね。
それが、お掃除という誰もが直面する作業を例にとると、すごくわかりやすくなるところがあります。
来年、ムーンプランナーを使ってお掃除計画を立てて実行するドリルを出す予定です。
どうぞお楽しみに!
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