2022/8/5 夏の盛りの痛み、上弦の月
あまりにひどい酷暑が続いたかと思ったら豪雨。
災害になっている地域も多数出ているようで、不安がつのります。
暑さがあると復旧作業も思うようにはいきませんし、今までならできたことができなくなっている(想定外の暑さで、うちの窓サッシも歪み出したような気がします……)と思うと、本当にどうしたらいいのかわからない状態です。
とりあえず不安は不安の形にしていくとどんどん大きくなっていく性質があるため、「〇〇に対してこのような不安を感じている」というような事をご家族内で話し合っておくというのはとても有効ではないでしょうか。
上弦の月から満月にかけては、大きく増える時期です。
この時に、増やしたいものを増やしていくのは追い風になるのですが、増やしたくないことも増える追い風が吹いているので、意識して「増やさない」をする必要があります。
減らせばいいのに、と思うかもしれませんが、気持ち的には「増やさない」が正解です。
減らすのは満月以降に繰り越すとして、満月までは「増やさない」でOK。うっかり増えちゃっても想像より少なめなたOKというスタンスです。
もやもや不安がある時も、不安を消す!なくす!というより、不安があっても増えなければよしということです。
不安を増やさないためには、「なにに対してどのように不安があるか、怖く思っているのか」をある程度はっきりさせることが有効です。
これも、ある程度で大丈夫。完璧に解明しようとしなくても充分です。
全部わからないから不安なわけで、はっきりさせることに執着してしまうと今度はそっちの方でまた妙なストレスが発生してしまいます。
不安だなーと思うことを、減らさないまでも増やさない。そんな曖昧だけど胆力のいる抑え方の時期です。
ここで満月までに「なにに対して不安に思っているか」がはっきりしていると、次の欠けていくターンでそれをはっきりと減らす行動をとりやすくなります。
今ここですべてを解決しないで、次のターンの課題をあぶり出しつつ現時点でのベスト、それが無理ならベターを選び続けるささやかな抵抗と次の布石を打ち続ける。
それが「波に乗る」ことだと思います。
そうしているうちにたまに「風が吹く」ものです。
この夏は、いろんな事件が起き、気象災害も高温に豪雨、そして落ち着いてきたかに見えた新型ウイルスがまたしても医療を圧迫しているという中で、誰もが今まで感じた事のない痛みを、それぞれに背負い続ける状態になっているようです。
痛みを感じる人も、「少しかゆい」程度の人も、その傷の深さは人それぞれです。
どうか願わくば傷が深くなり過ぎないように、誰もがその傷をよい形に変えられるようにと願ってしまいます。
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