2021/11/27 整えていく、整っていく下弦の月
急に秋の深まりと共に冬の足音が聞こえてきています。
一年は早いもので、という言い回しも聞き飽きたかもしれませんが、今年本当にオリンピックやったの?という気持ちで街並みを眺めています。
満月はひとつの成果が形となって現れる時期といわれますが、下弦の月から新月の間は「不要なものが消えて、次の始まりのための準備」というふうに言われることが多いです。
新陳代謝のように不要なものがはっきりと「ゴミ」に見えたり、あからさまに壊れたり。そこまではっきりしなくても「もういいか」と諦めがついたり、見るからに輝きを失っているように感じたり。
それは悲しいことに感じられるかもしれませんが、実際にその場に立ってみるとすがすがしく、また少し心があたたかい感触になったりもします。
紅葉して落ちていく枯れ葉が、からからに乾いていてどこかあたたかいように。
落ちていく葉っぱは役割を終え、また次の「土に戻る」という役割が与えられて、そこに向かい飛び立っていくということなのでしょう。
下弦の月からの期間で、そのような終わりの形をとった新しいはじまりの準備が見えたら、ぜひそこに力を集めて後押ししていきましょう。
具体的には、部屋に溜まるホコリを取り除いたり、景色として固定されてしまった不用品の山を少し崩してみたり。
生活の上で起きている新陳代謝、それによって生じたゴミを、死んだ細胞を取り除くように、外に出す=ごみを捨てる作業はすべてにおいて必要な作業です。特に下弦の月~新月の間はお片付けボーナス期間として、つよめにやってみましょう。
11/28(日) 東急ハンズ銀座店手帳イベント
13時過ぎから17時くらいまで、ムーンプランナーの小さなスペースが半日だけ登場です。突然のお知らせで恐縮です。
「ムーンプランナーさんですか?」とお声を頂ければ、「そうです!」とお返事いたします!
この際聞いてみたいことなど、ぜひお立ち寄りください。
2021・冬至のためのダイヤモンド
毎年、一粒ダイヤモンドのチャームをお作りしています。今年は新型ウイルスの影響も大きく、「今年は作れないかも」という気持ちが何度かよぎったのですが、時間を扱うお店としては毎年作るという事自体が大切なことだと信じて、リリースにこぎつけました。
グッとアップの画像ですが、まずはダイヤモンドと金属の質感をしっかりご覧ください。
シルバー(silver925)を滑らかに、リボンが揺蕩うように仕上げています。
今年のテーマは魚座の神話をモチーフにイメージを立ち上げていきました。
二匹の魚のしっぽを結び合わせて水に飛び込んだという、揺らぎと躍動感、飛び散る水飛沫のキラッと光るようなダイヤモンド。
魚座のテーマである境界を溶かしすべてをひとつのカオスに戻していく「つながり」や「永遠性」も感じられる円環モチーフになっています。
チェーンを通すとこんなイメージに。どこに通してもいいのですが、一応おさまりの良い向きは、真ん中のひねりでダイヤモンドが表を向くこの形です。
チェーンを通す部品となるバチカンがなく、本体そのものにチェーンを通せるのもすべてがつながっていくというイメージにフィット。
ザックリですが、監修と制作を依頼している作家さんにどんな手法なのか、アンティークジュエリーの技術といってもいつの時代のどんな形なのかについて、ゆるい感じにインタビューしている動画です。
お伝えしたいことはたくさんあるので、また別に書きたいと思います!
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