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満ち欠けを生活に取り入れる手帳ムーンプランナー

月の満ち欠けに心惹かれる人はとても多いですが、それを「どう使うか?」というのはあまり考えたことはないかもしれません。
ムーンプランナーは「生活に満ち欠けリズムを取り入れる」という仕組みを仕込んだちょっと変わった手帳です。

〆切を自分で設定するために作った手帳

もともとムーンプランナーは、手書きで作っていた手帳です。
フォーマットは今とほぼ同じで、新月からページがはじまり、満月でまた新しいページなる。
新月と満月は枠が大きく、半月も少し大きい。

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見開き1ページ分は大体2週間くらいです。
満ち欠けに沿っているので14日の時もあれば、16日の時もあります。

これだけ見ると、「独特な手帳だなー」と感じるかもしれませんが、書き方は普通の手帳と同じです。予定を書き込んでいくだけです。

もともと、この手帳は自分で何かを決める時に、上司も取引先もない状態でいつ何をしてもいいという状況になってしまって、「締め切りが欲しい!!」と思ったのが最初の理由でした。

締め切りが欲しい、でもそれは自由に決めたい。

その時思い出したのが、私が高校生くらいの時に読んだ満ち欠けを生活に取り入れているヨーロッパの生活を紹介した本でした。
新月には新しいことを始め、満ちていく期間は「増やす、広げる」ことに集中する。ビジネスなら広告を入れたり、新しく人を雇ったりする。
逆に満月にはここまでの振り返りとできたことを評価し、広げることをやめて「不要なものを手放す」ことに集中する。ビジネスなら顧客管理や市場調査などを。
こんな内容で、単純に「そうか、新月と満月で区切ろう!」となったのが理由でした。

最初はマンスリー手帳に新月と満月の日をマークしていたのですが、それだとその日しか意識が向きません。
大事なのは「期間」です。
そうなると、手帳そのものを書き換えることが必要でした。

そうやって生まれたのがムーンプランナー🄬です。
(意匠権登録済み)

いつもの手帳と一緒につかう事がおすすめ

ムーンプランナーは単体で使うより、ほかの普通の手帳と並行して使うのが意外とおすすめです。

いつもの手帳に書くことを、そのままムーンプランナーにも書いてみましょう。もしかしたら書き込む量がうまく調整できないと感じる時は、大きなトピックスだけで大丈夫です。
そして、いつもの手帳とムーンプランナーをよく見比べてみましょう。

普通のスケジュール帳、今のカレンダーは太陽のリズムでできています。

手帳は時間の地図です。
時間の長さを距離のように表現しています。
そこにご自身の予定を書き込むと、地形が見えてきます。
「ここは忙しいな」とか「ここは連休で休みが多いな」など、人それぞれの生活が地形のように浮かび上がってくるでしょう。

いつもの手帳で見える地形は太陽のリズムの時間の地形。
そしてムーンプランナーで見えるのは、月のリズムの時間で見える地形です。

満ちる期間/欠ける期間をよく見つめて

月の満ち欠けを生活に取り入れようとすると手始めにやりがちなのが「毎日の記録を取って満ち欠けの影響があるか調べる」というやり方です。

これはすぐに手帳を挫折するルートじゃないかと思います。
毎日記録することはむずかしいのです。(だから、まとめて書いたり、遡って書くのも超おすすめです)

満ち欠けを取り入れる前に、自分の生活がどのように動いていくのかをちゃんと知る必要があります。
そこを無視して満ち欠けを取り入れようと意気込むと、1カ月もたたずに飽きてしまいます。人間は飽きる動物なのです。

まずは、自分の生活を手帳にのせましょう。
のせるというのは、『予定を書き込む』という事です。
ムーンプランナーは、予定を書き込むと、満ち欠けリズムの上に自分の生活がどのようにのっているのかを一目で見ることができるレイアウトになっています。
ですから、まずちょっと予定を書き込んでみる。
そしてよく見ましょう。
見るというか、読み解くのです。

見開きページの時間の流れを想像しながら、ムーンプランナーに予定を書き込み、それを読み解きましょう。

そこに、満ち欠けの課題をのせて考えます。

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これがムーンプランナーの基本的な考え方です。

満ち欠けを取り入れるのは、「新月にはこれをする」「満月にはこれをする」ということではなく、時間の流れ方を満ち欠け基準で見直すということにあります。
なんとなく「満月に財布をふる」とか「新月にお祈りをする」みたいなイメージが強いかもしれませんが、それは満ち欠けをでとらえている考え方です。時間はつながっています。点ではなく線、期間でとらえないと本当の力は発揮できません。

大事なのは新月の日、満月の日ではなくて、満ちていく期間・かけていく期間でとらえることです。

新月欄と満月欄が大きいのは、その期間全体の課題や目標、テーマを書き込むのに使いましょう。
そして半月のスペースは、折り返し地点。パッと見て体感的にわかるように枠が大きくなっています。ここは新月や満月に立てた予定がうまくいっているか、変更が必要ならここで仕切り直しをするタイミングです。

新月と満月のタイミングだけは手帳を開いて書き込んだり、予定をチェックして計画の進捗を考える。

これが、毎日書くことよりもずっと大切です。
節目を作らないと、期間というものが見えないからです。

その節目は、別に月の満ち欠けにあわせる必要はないのですが、このでは満ち欠けを使っているという事です。ほかの手帳は月曜日や12カ月が節目になっているということですね。

日記的に使うのもOK。自由に使って

でも手帳のルールは特にありません。

日記帳に使うのもいいですし、園芸の記録にしてもいいし、ダイエット帳にしてもOK。テーマごとに使っているという方もいらっしゃいます。
特に短い期間でバシッと走り切りたい計画にはとっても向いています。

お片付け手帳や、創作のスケジュール作りにもすごく相性がいいのです。
ムーンプランナーを使うようになって入稿に余裕ができるようになったというお話もちょこちょこ聞きます(!)。

時間の長さは変わりませんが、とらえ方が変わると、自分の見落としていたことがよくわかるようになります。
特に課題をひとつ管理するのには、ちょっとおまじないめいた満ち欠けの神秘性も相まって、気持ちが前向きになります。

はじめての方におすすめなのは?

一度もムーンプランナーを使ったことがない、または、結構前に使ったけど今度はちゃんと使ってみたいなという気持ちになっている方は、ぜひまとめてこちらのセットがおすすめです。

サイズはB6のほうがおすすめですが、ほかに何冊も手帳を使っている手帳マニアにはwith(B6スリムサイズ)もおすすめ。
トラベラーズノートやジブン手帳miniなどに挟んでも飛び出さないサイズ感です。いろんな手帳と一緒に(=with)持てるという事で根強いファンのいるサイズです。

使い方は、書籍「満ち欠けスケジューリング術」にばっちり書いています。
が、書籍にはみっちりいろんなことをたくさん凝縮して書いていますので、まずは第一章を中心に読んでみて下さい。

書籍だけもご購入可能です。

とりあえず、ちょっとだけ試したいという方は、2冊セットではなく10/17はじまりの半年分1冊がおすすめ。

ムーンプランナーは1冊半年分。
秋分のあと最初に来る新月からの秋冬版と、春分のあと最初に来る新月からはじまる春夏版の年2冊の分冊スタイルです。

「使っているけど、もうちょっと突っ込んで使えそうなんだよねー」と感じている人には、3冊あるムーンプランナーブックからオレンジ表紙のムーンプランナーブック<アルテミス>がおすすめです。

こちらは書籍「満ち欠けスケジューリング術」と補完する内容になっているので、両方読むとパーフェクト!

その他の手帳、ダウンロード版などは、オンラインショップページでご購入できます。

秋冬版スタートまでの2Pをダウンロード(100円)

10/17の新月まで、ムーンプランナーを持っていないという方は、こちらからダウンロードができます!
100円です(マガジン等ご購入の方は無料でダウンロード可能ですが、それ以外の方は100円となります)

サンプルにあるようなページが新月分と満月分をPDFでダウンロードして頂けます。
データ版として販売しているものは、こちらの形式になりますのでお試しにもおすすめ。

ぜひ、お試しください。


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