獅子座の日食 8/11~8/25 満ちていく月
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2018年秋冬版もムーンプランナーズマガジンは準備中ですが、9月後半か10月初めの発売となりそうです。
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お盆期間に入る獅子座の新月は、1/31の月食とリンクするような日食です。
半年前の1/31あたりの出来事からの結果がここで現れてくるタイミング。大きな波の結論を受けて始まるスタートのような新月になりそうです。
8/13には逆行している火星が水瓶座から山羊座に戻ります。3/18~5/15頃の課題でやり残したことがここで回収できるターン。9/10頃までに決着がつくでしょう。山羊座のテーマに関わる事の可能性が高いです。
今回の満ちていく時期は、夏休みにかかりますが、ここまでためてきた疲れなどは水星逆行の時に解消するべく表に出てきて寝込んだりするケースはよく見られるようです。ここは積極的に休んでしまうのが得策でしょう。
水星逆行は20日には終わるので、お盆明けには前に進む流れは整いはじめる様子です。
23日は太陽が獅子座から乙女座に入ります。二十四節気は処暑。
この新月を含み、蝕の新月満月を乗り越えて、少しずつ波を吸収してそのエネルギーを育てていく事に軸足が動いていきます。
今までは揺られてよくわからない状態に放り出されただけ、という事もあったかもしれませんが、獅子座は自己表現を司る座です。
自分という身を通じて表現をする、主張する、アピールする力を司っています。
自己主張は、特に集団生活をするうえでよくない事とされがちです。
でも本来の健康な自己主張、正しいプライドというものがないと、人間は相手を認めて尊重する事もできません。自分の表現を認めさせようと躍起になったり、そのために歪んだ表現にしてしまったり、相手を打ち負かすことで自己主張を遂げようとしてしまいます。
本来の自己主張とは、相手を打ち負かす必要などなく、相手より劣っていようとそれが理由で表現をひっこめる事もしません。
つまり、相手との比較を全く必要としない、強く純粋なものです。
誰しもがこの純粋な表現力を持っていましたし、相手の純粋な表現を受け入れる事ができていました。それが社会の中で叩かれたり、嘲笑されるような経験を経て、悪意がなくても自己主張する事はリスクを伴うのだと理解していきます。
リスクから逃れるために他者の主張を叩くことも覚えてきます。
そのうちに、本来の主張の仕方をすっかり忘れてしまい、相手の主張を受け止める事もできなくなってしまうけれど、自己主張する本能は消える事がなく、出口を探して迷走する事はよく見受けられます。
獅子座の新月には、そういった健康で純粋な自己主張にスポットが当たるようになります。
素直に主張する事、相手が素直に主張する事を喜び尊ぶことは、獅子座の重要な力です。
組織において(山羊座などの力)そういう事は嫌がられるという思い込みもありますが、本来は個々人の主張があって組織がつくられます。個々人の主張や表現がなければ、組織はエンジンを失って形だけのものになっていきます。
2018~2020年は山羊座のテーマが強調されていますが、そこにはやはり個人の力がなくては組織の意味は薄れていきます。組織があるからこそ引き立つ個人の力もあるのですが、人はまず一個人としての力がある事が大前提です。
獅子座の新月には、健やかな自己主張や自己表現を受け入れる土壌が用意されています。
そこに美しくしなやかな自己主張の芽が伸びていくことを、今までのように踏みにじってしまう事もできるし、しっかりと育てる事もできる、どちらにも行ける分岐点になります。
今回の新月は、特に約1年をかけて至った大きく新しいスタートです。
今までの積み重ねをもとに、より大きく美しい方向へ歩む道が生まれる可能性があります。
より健やかでより洗練された自己主張、自己表現が、自らの中にある事に気が付けるような新月です。
お知らせ
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今年も満月摘みの柿の葉茶ができました!
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