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2022/6/29 内なる幼きものを励ます、蟹座の新月

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6月29日(水)11:52に蟹座で新月となります。
占星術的に月は蟹座とかかわりが深く、実家に帰ってスタートするような、座りのいい位置だと言われています。

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※データ版はもう少しお待ちください。来年の春夏版との1年セットももう少し先になります。なお今回は紙・インクの高騰などの影響も避けられず、悩んだのですが、マガジンの紙版はお作りできません。紙派の皆様には大変申し訳ございません。

全体を見ると、牡羊座に入っている木星と、太陽と月の重なる新月がちょうど90度の角度でぶつかり、どちらも強い主張の角をぶつけ合うような、とても力強い星回りになる新月です。

顔を合わせればぶつかって居心地が悪く感じることもあるのですが、お互いに相手を唯一のライバルとして圧倒的な信頼感を持っているような、いつも意地を張ってしまうけれど仕事の上ではこれ以上ないバディになるような、そういう軋轢があるからこその強いつながりを感じる形です。

月は蟹座の守護星なので、蟹座に入った時には月の意味合いが強くなるといわれています。月の動きは非常に速いため、毎月1回は蟹座に戻ります。しかし蟹座で新月になるタイミングは年に一度、この時期だけです。

月は、占星術では心や無意識、幼い頃などを示すといわれています。

それだけではなんともつかみどころのないテーマですが、太陽と月は占星術の中でも特別大きな意味を持たされている星なので、あまりに大きく茫洋としたテーマになってしまうようです。
強いて短く言えば、月は「内なるもの」。
それがより強調されるタイミングという事になります。

内なるものに、牡羊座の木星がびりびりとけんかっ早い調子で力を与えようとしている星回り。
自分の中の幼い部分が暴走してしまうかもしれないし、素直な気持ちになる事で心の自由を取り戻すきっかけになるかもしれません。どう転ぶかは、ご自身次第です。
でも、その内なるものにグッと力が入る新月です。

蟹座は「幼いものを守る」という課題を持っています。
内なる、か弱き幼子にはとても優しくすべてを受け止めてくれますが、それを外から関わろうとするものには信じられないほど攻撃的に排除しようとしてしまいます。

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