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2020/7/13 下弦の月・足並みはそろわない、でも前に進む

雨がたくさん降っています。災害になっている地域もあって、それどころではないという方も多いかもしれません。なるべく被害が少なく、また回復の負担が少ないことを願ってやみません。

6/18から逆行していた水星が7/12に巡行に戻りました。
6月後半から何となく話が進まないなー、やり直しばっかりさせられるなー、と思っていた部分が、スーッと流れが変わるかも。

7月に入ってからは、2020年の大課題である「山羊座に木星・土星・冥王星が集まる」という形が再度形成されて、今年の初めのほうの状況がもう一度戻ってきているかもしれません。

今は新型ウイルスの対応でピリピリしていることに目が行きがちですが、結局は「今までの対応にダメなところがあって、それがウイルス対策によってはっきりとしてしまった」という部分がかなりあったと思います。

ウイルス自体対処するのは医者でもワクチンを作る科学者でもない立場の多くの人たちは、自分たちの「今までのダメだったところの改善」が急務なのかもしれません。
手洗いがこんなにも有効なことや、体調が悪い時は休むことがすごく大切なこと(今までは体調が悪くても無理をするのがかっこいいみたいなマッチョな価値観が結構主流にありました)は、分かっていたけど軽視してしまった部分で、「やっぱりそうだよね!手を洗おう。疲れたら休まなきゃ」ってところをちゃんとやるのが、社会全体の底上げにつながっていると実感した人も多かったと思います。

が、実感が伴わなかった人もやっぱりいる訳で、第一線に立たされた人たちやそのすぐそばにいた人たちとの温度差がすごくあります。

子供がいるご家庭なのか、ひとり暮らしなのかという事でも、かなり情報の回り方や給付金などについて、感じる影響も違ったことでしょう。

東京都を中心に都市部で多くの商業施設が自粛休業になったことの影響について、今になってジワジワ出てきているところを目の当たりにしたり、時間差でその影響を感じる人もいると思います。
(先日表参道あたりを歩いたら本当に「ここは何のお店だったっけ?」となっている空きテナントがたくさん目に入ってきましたし、知っている人たちがお店や会社を引き払うケースも耳にします)

私たちはみんな違っている、足並みはそろうことがない。
ダイバーシティ、多様性と呼ばれるものは、そういう側面があります。
足並みはそろわなくても、時間は前向きに動きます。

自分ができることで、社会に寄与する。
これは山羊座の持つ「構造・権力・社会」といった仕組みのひとつです。
医者と宅配業者のどちらが偉いのか、ではなくて、それぞれの立場で役割を果たすという事です。
もっとあいまいな、肩書も職業とも呼べないような立場であっても、「手を洗う」という感染拡大を防ぐ活動をする存在というのも大きな役割になっているということが、今回のウイルスのことで大きくピックアップされました。

手洗いが社会の役割になるの?なんて小さく考えなくてもいいです。
もちろん大きなことではありませんが、ちゃんと社会の構造の一部を担っています。

足並みはそろわなくても、それぞれに役割を果たせるし、自分の役割もいろいろあるんだと思います。
自分の役割を、投げ出さず、軽んじず、また他の人がその小さくとも重要な役割を果たしていることをリスペクトできるような、そういう信頼関係の持てる形が作れたらと願わずにはいられません。

お知らせです。

結城紬のショールは、現在制作中です!
薄手タイプの第一弾は8月お盆前に出来上がる見込みです。
第二弾はお盆を挟んで8月後半。
厚手タイプは8月後半から9月頭で出来上がる予定だそうです。とても楽しみです!

期間限定POP-UPショップのおしらせ

7/22~8/9 東急ハンズ渋谷店 B2Cフロア
ムーンプランナーポップアップショップ

手帳、書籍など関連グッズ、チャームやジュエリーも登場。
挿絵原画の展示もあります。(結城紬のショールはありません)
詳しくはまたお伝えしていきます。
社会情勢を踏まえ、変更があった際はご了承下さい。

秋冬版が発売になっております。

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