漫画「烈火の炎」感想(完結作品を語る! #184)
「烈火の炎」(安西信行)
連載期間 1995年~2002年(週刊少年サンデー)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「烈火の炎」は、
主人公は学生で、忍者に憧れ、炎を生み出す力を持つ烈火。
ヒロインは人を治癒する力を持つ柳。
その他、風や水などを操る仲間などと共に、柳を狙う勢力と戦う話です。
連載開始前から、最後までの展開を決めていたという安西先生の言葉が頷ける流れでそこが素晴らしいです。
全33巻ですがダレるところがほぼないです。
裏武闘殺陣までは「幽遊白書」っぽさがヤバいんですけど、
そこで失速することなく、
その後、封印の地編・SODOM編と読者を飽きさせず展開していくんです。
まぁ、少年誌らしさが強く、
ほとんど人が死なないし、極悪っぽかった敵も味方っぽくなるし、生々しい恋愛要素もないです。
厳密に言うと全部ちょっとはあるんですけど、それにしても子供向けだなーとは思います。
ただ、だからこその魅力があるとも言えます!
ちなみに、
私が好きなのはベタですが主人公の烈火と、自由人なジョーカーです。
そして、終わり方。
「烈火の炎」というタイトル回収をしてからの…、がご都合主義な気もしましたがハッピーでいいですし、
ソノ炎が頑張るところもいいですし、
第一話のタイトル「忍と姫君」が最終話で「烈火と柳」になるところなど素敵です!
ということで、
能力バトル漫画が好きな人、忍者が好きな人、
ジャンプじゃないですが友情・努力・勝利を感じたい人にオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「烈火の炎」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’