見出し画像

小さな棘

こんばんはmakoです。
今日は夜に娘が帰って来るので、いつもより早めにnoteを書く事にします。
お天気良いけど肌寒い日でした。
庭に可愛いお花が咲いてウキウキ♫
沈丁花の香り、鳥のさえずり、良い季節ですね〜
花粉症の人には辛い季節だけど。




体調不良って事で1週間程、仕事を休んでから復帰した。
何事もなかった様に。
色んな人に会う事で、もやもやした気持ちを誤魔化していた。
優しい言葉をかけられるだけで、誤魔化し隠している心が苦しくて泣きそうな気持ちになった。
泣くと自分に負けてしまいそうで、無理やりでも笑っていた。
本当は、誰かの前で泣きたい。
話を聞いて欲しい。
幼い頃から色々と我慢して来たせいで、弱い自分は人に出せない。甘える事が出来ない。
表面的には強がっていた。


彼は仕事を辞めて、母が用意した店を始めた。
もう別れるにも別れられない状況を作られてしまった。そう感じていた。

何もなかった様に暮らす。
表面は普通。
心は罪悪感で苦しんでる私。
この表面的な感情と、心の奥にしまった感情のギャップで本当の自分を見失っていた。


彼が仕事で時間ない時に、彼の母の買い物に付き合う事が多くなって行った。
買い物に疲れたからと、近くの喫茶店でお茶しながら彼の母の言った言葉が私には衝撃的だった。
あの子、出来たら〇〇(前妻の名前)と復縁して欲しい。と笑って言った。
どういうつもりで私にその言葉を言う?
心が騒ついた。
こんな時、どう答えるべきなのか私には分からない。ただ微笑んでいた。
悪気はないんだろう。
でも悪気がない分、本音がポロリと出た。
自分が否定された気持ちていっぱいになった。

彼の母は電話も良くして来た。
今日の夕飯は何作ったの?
これとこれです。
そう、いつも手を掛けて作ってくれてありがとう。
いえいえ。
前の奥さんは、料理が苦手でお惣菜ばかりだったんだよ。
そうなんですか。
何を私に吹き込む?
いちいち比較する。
前妻の悪口を言ったり、復縁して欲しいと言ったり、私はどう対処して良いのか分からない。

彼が仕事が休みの日、彼の母の買い物は俺が行って来ると朝から出掛けて行った。
心の中で、あのお母さんに会わないで済むとホッとしていた。
夕方、彼の母から電話が入る。
今日は、子供達を連れて遊園地に行って来たのよ。
子供達も父親に会えて嬉しかったみたい。
今、子供達を送りに行ったから。
そう言って電話を切る。
子供達に会うなら会うと何故言ってくれない?
会う事を反対なんかしないのに…。
何故、そんな嘘をつくのか私には理解出来なかった。
しかも、何故、この彼の母はいちいち私に告げ口する様な事をするのか?
この人は私の存在や立場を分かっているのか?
悪気があろうが、なかろうが、小さな棘を私に刺して行く。
私は彼に対し知らない振りをしていた。
何故なら、私がその事を何故知ったか?と思われたくなかったからだ。

彼は嫉妬深く、友達と遊ぶ事も嫌な顔をした。
誰とどこで会うのか?
何時に帰ってくるのか?
細かくチェックをする様になって行った。
私を友達や知人から切り離そうとしていた。

仕事をしてる時間だけが彼から解放されていた。

もう既に、自分が良く分からない。
私は何をしたいのか?
友達との付き合いも出来なく、どんどん小さな世界へ閉じ込められて行く。
もう何も考えられず、ただ彼との生活を続け私は19歳になった。




自愛からの慈愛
今日もありがと💕


いいなと思ったら応援しよう!