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【転職】ChatGPTでタイパ良く内定獲得した話(プロンプト付き)

こんにちは、デザイナーの望月です。
最近まで転職活動をしていたのですが、Chat GPTのおかげでエントリーから1ヶ月でサクッと内定獲得することができたので、使用したプロンプトなどを共有します✍️
転職だけでなく、新卒/既卒の就職活動でも役立つと思います。

ChatGPTを使って転職活動を効率化するメリット

効率的に転職活動を進めるためには、何を省き、何に注力するかが重要です。
ChatGPTを就職/転職活動に活用するメリットは、大きく以下の3点です。

  1. 志望企業に刺さるエントリーシートが秒で生成できる(時短&精度向上)

  2. 企業分析が秒で完了(時短)

  3. リアルな面接シミュレーションができる(精度向上)

Chat GPTを活用することで、限られた時間を効果的に使いながら、必要な準備をスピーディに進めることができます。
(ちなみに、企業分析をしてからエントリーシートを書くのがセオリーですが、企業情報のインプットには自分自身の稼働コストがかかってしまいます。複数社に応募する場合、ES作成はChat GPTに丸投げして面接まで駒を進めた上で(ある程度持ち駒を絞った上で)企業分析をした方が効率的です)

具体的な活用法とプロンプト例

では、実際にどのようにChatGPTを使っていくのかをご紹介します。

(1) エントリーシート(自己PR / 志望動機)作成

まずはエントリーシート作成です。
やることは簡単。ChatGPTに、志望企業の求人票と自分の経歴・スキルをインプットするだけです。

プロンプト例
「株式会社〇〇へのエントリーシート用に、応募者の経歴・スキルをもとにして以下2点を作成してください。
①自己PRを3ポイントで作成
②志望動機を400字で作成

【応募者の経歴・スキル】
- Web・グラフィックデザイン経験4年
- ユーザー視点のデザイン提案が得意
- マネジメント経験あり
- 凝り性、完璧主義
- (その他実績や資格、興味関心、趣味など記入)
 
【求人票に記載の内容】
- 株式会社〇〇は顧客体験から企業変革を推進するデザインカンパニーです。(企業情報をコピペ)
- UI/UXデザインを中心に新規事業立ち上げやデザイン戦略立案を支援し、デザインの価値を証明することを目標に掲げています。(企業・事業部のとしての目標をコピペ)
- 戦略フェーズから表層まで一貫してデザインを提供し、既存プロセスにとらわれない課題解決ができる人。諦めずに挑戦できる人。(求める人物像をコピペ)

このプロンプトを使うことで、ChatGPTが志望企業の求人と自分の経歴・スキルを照らし合わせ、マッチする部分を抽出した自己PRと志望動機を生成してくれます。

例えばこんな感じ↓

例: 自己PR
例: 志望動機

あとは気になる部分を整えてエントリーシートにコピペすれば完了です。
エントリーのためのコストがかなり削減できるので、気になる企業に片っ端からエントリーすることも可能です。はじめの持ち駒はなるべく多くしておいて、選考を進めながら比較検討できるようにしておくと後々よいです。

(2) 企業研究

エントリーシートが通って、無事面接に進むことができたら、面接対策を始めます。
基本的に企業にとっての採用の目的は、企業/部署が抱えている課題を、採用によって解決すること。面接官はあなたが自社の課題を解決してくれそうな人材かどうかをみています。したがって、彼らがどんな課題を抱えているのかを分析したうえで、

  1. 課題に対して自分がどのような強みを持っているのかを把握しておくこと

  2. 課題に対して、自分がどのようにアプローチし解決することができるのかを考えておくこと

が重要です。
企業研究を行い、あらかじめ自分のアピールすべき軸を持っておくことで、当日何を聞かれても、ブレずに答えることができるようになります。

プロンプト例
株式会社〇〇について、3C分析・SWOT分析を行い表にまとめた上で、
①今後、企業/部署にとって何が課題になるか
②課題に対して応募者はどのような強みを持っているか
②課題に対して、応募者はどのようにアプローチし解決することができるか
を考えてください。

例 : 3C分析 / SWOT分析
例: 課題 / 応募者の強み
例: 課題解決へのアプローチ方法

生成された内容をもとに、自分自身の中でも考えを深めておくと◎
また、スクショするなりプリントアウトするなりして持ち歩いて、頭に叩き込んでおくと良いです。志望企業を深く理解しておくことで、面接の回答にも深みを持たせることが出来ます。

(3) 面接のシミュレーション

何をアピールすべきかが掴めたら、あとは実践あるのみ。面接の練習もChatGPTで行うことが可能です。ここで重要なのは、ChatGPTには質問を考えてもらうだけにして、回答は自分で考えること。
生成された回答を丸暗記しても、自分の考えではないため、どうしてもとってつけたような回答になってしまいます。想定される様々な質問に、自分で考えて答えることで、自分の中で考えをまとめておくことができますし、当日想定外の質問をされても、落ち着いて答えることができます。ChatGPTとともに即興力も鍛えておきましょう!

プロンプト例
面接を対話形式でシミュレーションしたいです。
・面接官: 人事部の採用担当者
・30分程度の想定
・想定される質問を一問ずつ出題
・回答に対してさらに深掘りする質問もして欲しい
・適宜フィードバック・アドバイスが欲しい

こんな感じで対話形式で面接練習をしていきます↓

例: 面接シミュレーション

ふわっとした回答をすると、どんどん深掘りされます。

めちゃくちゃ突っ込まれる…

↓どうしても回答に困ったら、「分かりません!」と言ってChat GPTに回答例を提示してもらうこともできます。

(もちろん本番では「考えていませんでした」は禁句です!)

わたしはスキマ時間になるべくこの練習を行うようにしていました。面接の自然な流れや表現を練習したことで、本番でも自信を持って対応することができました。
ChatGPTの音声入力を活用すれば、よりリアルに面接練習することが出来ます。

まとめ

ChatGPTを活用することで、時間を効率的に使いながら就職活動を進めることが可能です。自分の努力とAIのサポートを組み合わせることで、さらに質の高い結果が得られると思います。ChatGPTをフル活用して、内定獲得に向けた準備を進めてみてください。
素晴らしいご縁がありますように!

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