581日目 自部門は大企業の歯車か?潤滑油か?
大企業ので働くことは歯車になると言われることがあります。
この意味は大企業という大きな機械で自部門や自分自身は歯車でしかないという意味だと思います。
ただ、複雑な歯車は噛み合わせが悪いとうまく動きません。
そのため、歯車がうまく回るようにするには、潤滑油が必要です。
大企業の中にいると「自分は歯車にもなっていない」と感じている人がいると思います。
では、なぜその組織が存在しているのでしょう?
ある程度、歴史のある組織は歯車ではなく、潤滑油として機能している可能性があります。
要するに、組織と組織が組み合わさる時に円滑に進められるようにする役割です。
ここでいう潤滑油とは、プロジェクトマネージャーやファシリテーターのような役目の人です。
組織で言えば、自部門で何かをアウトプットするのではなく、他部門、他社と円滑に業務を進める役目の部門です。
潤滑油の種類によってパフォーマンスは大きく変わります。
しかし、ほんとは、潤滑油不要で機能することが望ましいです。
潤滑油不要であれば、油代と油をさすというメンテナンスも不要になります。
歯車ではなく、潤滑油のような部門に属している場合は、潤滑油不要になるように歯車の噛み合わせが良くなるように改善していく必要があります。