618日目 社内のルーチンワークはどのようにルール化すれば良いのか?
歴史ある企業で有れば、社内のルールはたくさんあり、あまりにルールが多すぎて、様々なプロセスを経ないと社内承認されなかったりします。
ノールールに近い状態のベンチャー企業から、中小企業から
「スピードが遅い」「大企業病」と揶揄されることがあります。
表面的にはそうかもしれませんが、実はルールがたくさんあることで問題になることはあまりありません。
むしろルールがあるなら、従えば良いだけです。
都度考えなくちゃいけないノールール企業より判断が早くなるはずです。
問題になるのはルールの統制です。
過去に不具合が発生し、その水平展開でルールが乱立していたりします。
ルールが乱立しているだけで有れば、そのルールに従えば良いだけです。
問題はルールのオーナーが組織改変と共に変わり、ルールメイキングやルールメンテが苦手な部署が、重要なルールを所管することになった場合です。
メンテナンスされずに誰もが守られないルールになっていたり、システムが刷新されて誰も見ない場所に保存されたままになっていたりすると、
「このルール通りできない。」
「実運用では、こうやって回避している」などの
アンダーグラウンドなルールがデファクトスタンダードになってしまいます。
こう言ったアンダーグランドのルールは正規ルート出回らず、また、経営層が認知していないルールになってしまっていたりします。
「昔の方が良かった」という状態になっている可能性があります。
ルールは守ること、作ることより、地味にメンテナンスしていくことが重要です。
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