オランダ留学|【アポスティーユ付】出生証明書・戸籍謄本(Birth Cetificate)の取得ガイド
みなさん、こんにちは!現在、アムステルダム(オランダ)にあるVrije Universiteit(VU大学)に交換留学中のmahiroです😊
記事を見に来てくださってありがとうございます!
今回は前回の記事で少し触れていた、アポスティーユ付き戸籍謄本(または出生証明書)/ Birth Certificate の取得までの流れをお話しします。
※前回の記事をご覧になりたい方は、下記にリンクを貼っているので是非チェックしてください!
はじめに:戸籍謄本のアポスティーユ手続きとは?
一通りビザ申請が終わった後、留学先大学からの「移住に関する手続きステップ」の中に「Birth certificate」というものがあり、調べてみると、「出生証明書」というものを準備する必要があるとのことでした。
日本には「出生証明書」というものはありませんが、それに対応するものが戸籍抄本または戸籍謄本です。これらの書類には個人の出生情報が含まれているので、出生証明書として使用できます!(私は戸籍謄本を使用しました。)
※Birth certificate は滞在許可書を申請する場合、住民登録をする場合などに必要になるそうです。
アポスティーユってなに?
アポスティーユとは、日本で発行された公文書がハーグ条約締約国内(今回はオランダ)でも公式な文書として認められるように、その書類の真正性を証明するための認証手続きです。
アポスティーユの手続きを進める前に、まずは戸籍謄本が必要になるので戸籍謄本を準備しましょう!
ステップ1:戸籍謄本を取得しよう!
戸籍謄本の発行には下記の2つの方法があります。
①本籍地がある役所に行く。
②郵送で申請する。(本籍地が遠い場合)
私の場合は本籍地が遠方だったので、郵送にて取り寄せました。
期間:約1週間程度(申請~手元に届くまで)
発行手数料:450円
※申請する際は自分の本籍地の役所の情報を確認することをおすすめします。また、今回はアポスティーユに関してお話しするので、戸籍謄本の詳しい取得方法に関してはご自身で確認してみてください!
ステップ2:アポスティーユ申請
アポスティーユの申請にも、①窓口、または②郵送による申請の2種類があります。私は郵送により申請を進めたので、今回は郵送での申請方法を載せています。
準備する物(郵送申請の場合)
・申請が必要な公文書(発行日から3か月以内の原本)
・申請書(外務省の公式ページから確認できます。)
・返送用封筒
手続きにかかる期間と費用
期間:約1~2週間
費用:発行手数料は無料。(返信用封筒代のみ負担)
ステップ3:書類を公的翻訳してもらう!
無事に、アポスティーユの手続きが終われば、そのあとは書類を公的翻訳(宣誓翻訳)してもらいます!
宣誓翻訳には、①日本大使館、または②宣誓翻訳者の方に依頼する2種類の方法があります。
私は宣誓翻訳者の方に個別でお願いする形を取ったので、今回はその方法を紹介します。
※この書類の翻訳には一般的な翻訳者の方にお願いするのではなく、オランダ政府公認の翻訳者さんに依頼をしなければいけません。
オランダ政府が載せているリンク(下記リンク)から宣誓翻訳者さんのリストを確認する事ができます!そのリストに載っている方の中から個人で連絡を取り、翻訳を依頼します。
私はオランダ在中と日本在中の翻訳者さん2名と連絡を取り、費用や期間などを伺い、比較しながら最終的に日本在中の方に依頼をしました。
【日本在中の方】
料金:9000円
支払方法:銀行振込
期間:2~3週間(戸籍謄本を郵送してから、手元に翻訳文が返却されるまで)
書類の提出方法:アポスティーユ付与された戸籍謄本原本を郵送
【オランダ在中の方】
料金:€114,95(翻訳料金+21% 消費税とオランダ国内の送料込み)
※日本に翻訳文を送る場合は別途送料が必要
支払方法:銀行振込または、Wise振り込み
期間:48時間以内に翻訳文の作成完了
書類の提出方法:アポスティーユ付与された戸籍謄本をPDF化し、メールに添付
日本円で支払えること、時間的余裕があったことから私は日本国内の宣誓翻訳者の方に翻訳を依頼しました。日本国内の方に依頼するにも、オランダ在中の方に依頼するにも、どちらにもメリット・デメリットはあると思います。また、翻訳者さんによって料金や期間なども異なるので、翻訳を依頼する場合はご自身にあった翻訳者さんに依頼することをおすすめします。
(※翻訳者さんによるのかもしれませんが、書類の文字数によっても翻訳料金が変わるようなので、依頼をする前に見積もりを確認してみるといいと思います!)
まとめ
ここまで、アポスティーユ付与手続きの詳細について長々と説明してきたので、主な流れを改めて整理しておきます!
①戸籍謄本を本籍地の役所から入手する。
②外務省に戸籍謄本のアポスティーユ申請をする。
③アポスティーユ付与後、書類を公的翻訳する。
④手続き完了!
完了までの期間:約1か月(戸籍謄本を入手~手続き完了まで)
最後に
アポスティーユ手続きは多くの人にとって初めての経験だと思いますが、これから手続き進める皆さんの申請をスムーズに進める役立つ情報源となったなら幸いです!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
今日が皆さんにとって良い日になりますように🤞🏻✨✨
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