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-10版- ウォーハンマー40k:プレイレポート ケイオスマリーン (2024/06/16)
はじめに
先月発足した諏訪ハンマー、皆様のおかげで二回目を実施。
無事定例化となりました。
自分も今回は2000ポイントで、ばっちりがっちり対戦してきました。
諏訪ハンマー全体のレポートは、前回の記事を参照してください。
使用ロスター
さて、今回使用したロスターを紹介。
陣営は引き続きケイオススペースマリーン。
何度か使ってみて、なんとなく"わかって"きた感触のあるCSM。(ほんまか?)
とはいえ諏訪ハンマーはビギナーさんばかりの会ということもあり、巨大兵器であるロードオブスカルはちょっと採用しづらい・・・。
ということで、ロードオブスカルやアバドゥンさんなどの強力ユニットは封印して、個人的に少し縛りをかけて臨むことに。
とはいえ、今のケイオスマリーン、他にも強力ユニットはたくさん居るので、あまり手心にはなってないかもしれない。
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ロスター
(ケイオスマリーン・ストライクフォース規模(2000pt))
デタッチメント
流浪の略奪者(レッドコルセア)
キャラクター
ヴァシュトール・・・190pt
ウォーロード
ダークコミューン・・・80pt
強化:専制者の支配・・・15pt
バトルライン
ルブリック・マリーン×10・・・210pt
全員フレイマー構成
カルティスト・モブ×10・・・50pt
その他
アカーズド・カルティスト×16・・・170pt
ワープタロン×10・・・220pt
ワープタロン×5・・・110pt
ヴィンディケイター・・・175pt
ヴィンディケイター・・・175pt
ヘルブルート・・・130pt
武器オプション:フィスト&フィスト
ヴェノムクロウラー・・・110pt
ヴェノムクロウラー・・・110pt
ヴェノムクロウラー・・・110pt
ライノ・・・75pt
ナーグリング×3・・・40pt
ナーグリング×3・・・40pt
合計
1995pt
アーミーのコンセプトとやりたい戦い方
前も一度試したレッドコルセアデタッチメント。
前回はティラニッドモンスター編成とマッチングで、こちらは対歩兵に寄せていたのもあってまったく刺さらず、微妙な体感で終わったのだ。
今回はそのリベンジという事で、ロスターを改造した。
まずヴァシュトール。こいつは・・・値上げ前の最後のタイミングで買って、塗ったので急きょ採用してみた。
強さは正直、ちょっと強いデモプリという感じでパッとする感じではないが、周囲のデーモンエンジンの武器の攻を1上げるため、ヴェノムクロウラーと相性がいいのではないかと思っての採用でもある。
・・・でも正直、デーモンエンジンたちの長を名乗るなら、攻じゃなくてウーンズ+1くらいしてほしかったね。
あと、ロードオブスカルを外したことでどうしても対戦車・モンスター火力が少なめになるので、そのあたりもケアできると良いかな。
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ワープフレイマールブリックマリーンはレッドコルセアデタッチメントだと、目標にいる敵を射撃するときに、自動ヒット&ウーンズ全リロ&遮蔽無効&貫通-2。と、歩兵を倒すには最強のスタッツとなる。
保護のためにも、ライノとセットで運用だ。
あとは、ヴェノムクロウラー3体編成。
3体もいればかなりの弾幕なので、あらゆる歩兵を穴だらけにできる。
ヴァシュトールバフも合わさって攻が7になれば、耐が6エリート歩兵や、耐7の軽車両にも手が届く。デタッチメントで貫通もいい感じの-2に。グッド。
前回のレポートと違うのはそのあたりか。
今回は部隊を大きく5チームに分けて、
ヴァシュトール率いる、ヴェノムクロウラー達の対エリート部隊
ヘルブルートがお守り、ヴィンディケイター達の対戦車部隊
ルブリックマリーン達の、対モブ部隊
アカーズドカルティスト達の中立目標確保隊
ワープタロンの遊撃、敵陣目標ブン取り隊
という感じの運用を想定していた。
アバッさんのオーラとかもないため、ある程度各自独立して機能しているため、臨機応変に動かしやすいのが良い所かな。
対戦相手:オルク
対戦相手は、サノさんのオルク!!
サノさんはウォーハンマーデビュー半年くらいの族長。
静岡ハンマーの強豪族長であるぐっち~さんと対戦、コンビ戦をするなどでめきめき力をつけており、なんとデビューから負けなしという、新進気鋭の族長だ。
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トラック3台にキルリグと、乗り物が沢山。
そこに歩兵を乗せまくり、オルクの打たれ弱さをきちんとカバーしているのがポイント。もはやビギナーの編成ではない。
筆者が乗り物の重要性に気付いたのは、つい最近というか、プレイして5年目とかだったので、成長の早さに驚愕である。
これは油断ならないね。
1戦目
対戦開始まで
まずは初期配置。
配置エリアは、縦分け。最近あまりやってないカモ。
主要目標は「儀式」という、最初は中央の目標1個だけで、アクションで目標が増えていくというまぁまぁトリッキーなもの。
自陣に目標がないというのは、前へ前へと進む軍隊には都合がいい。
ケイオスマリーンもオルクも両者に適正ありとみた。
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こちらは、自陣から見て左にヴェノムクロウラー隊、左中央にアカーズドカルティスト隊、中央やや後方にルブリックマリーン隊、右中央にヴィンディケイター隊、右後方と5体を縦深でワープタロン隊という配置だ。
オルクは、オルク側から見てやや左側に比重を置いた形に。
とはいえ右側もルーター2ユニットにボウイが詰まったトラックが2台いるから油断ならない。
ガズグッカル&メガノブとキルリグは中央に配置。
こちらとしては特に、左側に配置されたスクイッグホッグ騎乗のオルクに要警戒。
こいつらはビースト&モンスター特攻であるため、ビークル多めのこちらの構成に刺さる。
幸い、ヴェノムクロウラー達は離れた位置に置けたので安全だが、ヴィンディケイターはモロに正面である。一応1ターン目突撃をケアするために、ナーグリングで通せんぼはしたが・・・。
ターン1表:オルク
いや~~~~ここ5戦くらいずっと後攻である。
白兵対白兵の時は後攻が有利になることも多いが、オルク相手の後攻となるとなかなかつらい。
うまいことカウンターが取れればいいんだけどね・・・。
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オルク側は、グァーグを温存。
ナーグリングで1ターン目突撃はある程度ケアしてあるし、温存は冷静な判断だ。
オルクに射撃されるも、被害は軽微。
続く突撃でナーグリングが全滅するも、これも想定内。
これはやれる、やれるで!!
ターン1裏:ケイオスマリーン
こちらも元気に前進。
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ヴェノムクロウラーがガンガン射撃。
ルーター1ユニットに、ガズグッカルのお供のメガノブを一掃することに成功。いいね!ヴェノムクロウラー君大活躍だ。
しかし右辺では、ヴィンディケイターの攻撃がイマイチ振るわず。
ルブリックマリーンは中央が渋滞しているので、まだ後方待機だし、成果としてはやや不安が残る射撃フェイズとなった。
続く突撃では、アカーズドカルティストはキルリグに突撃敢行!!
バトル中1回の儀式を使っているので、ヒットウーンズ+1。硬い相手でも無理くり通せるだろうという判断だ。
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そして右辺では、ワープタロンが突撃!失敗!リロール命令!失敗!
ここでスクイッグホッグ達をせん滅しておく予定だっただけに、大誤算だ。
続く白兵フェイズでは、アカーズドカルティスト達が頑張り、キルリグを撃破!
キルリグが目標に乗っていたため、デタッチメントアビで貫通が2になっていたのがでかかった。
これでだいぶ楽になる。
・・・しかし、安心した直後、爆発!
いやでもこの位置なら相手のほうが被害がでかいから、儲けものだ。
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ここでオルクの策略!
爆発時に、敵をすり抜けて通常移動した後に爆発できるという策略だ。
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これでこちらの本陣に移動し、爆発!
爆発ダメージもD6で超強烈。
ヴィンディケイターが5ダメージ4ダメージとかなりのダメージを食らい、ヘルブルートやライノは小ダメージだったものの、計10致命ダメージ以上をばらまかれる。そんなバカな。
さらにさらに、移動してから降車となるため、乗っていたボウイがこちらの裏で展開。一気に包囲される形になってしまう。
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これで次はオルクのターンだから、まずい。非常にまずい。
ワープタロンの突撃失敗もあるし、なんならこれはゲームセットまであるか・・・?
ターン2表:オルク
グァァァァァァアグ!!!!
満を持してのオルクのグァーグだ!
これは大ピンチである。
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ストームボウイも落下し、裏取り(というか、全面闘争の副次のため)完了。
左側は、トラックがヴェノムクロウラーに横づけし、進路を完全にシャットアウト。さらにテレイン内部に先ほど降りたボウイが潜み、ヴァシュトールを狙う。
中央はガズグッカルとノブ達がアカーズドカルティストを、右辺中央ではビークル特攻を持つスクイッグボウイ達がヴィンディケイターを狙い、右辺では突撃失敗したワープタロンにトラックが仕掛ける。
こちらも即応投入で左奥(儀式で目標が設置されている)にワープタロンを一応仕込んだが・・・。
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しかしここで不幸中の幸い。
アカーズドカルティストを削っておこうとノブがアカーズドカルティストを撃ったが、アカーズドカルティストのアビリティで、撃たれてモデルが死んだときにD6インチ敵のほうに動ける奴が発動。
ガズグッカルとノブに接敵できたのだ。
こうなると、乱戦ステップで殴るのはこちらが先になるし、突撃時のボーナスなどもなくなるから、少しは助かるはずだ。
続けて突撃フェイズ!
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次々とオルクが突撃してくる!
しっかりと激突策略まで使い、削れるところで削ってくる。
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スクイッグホッグも、キルリグの爆発で手負いだったヴィンディケイターを撃破。2体まとめて処されなかったのは救いだが・・。
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ヴァシュトールも残傷4。瀕死だ。
いやしかし、生き残ったのはある意味チャンスか。
そして先手フェイズは終わり、乱戦フェイズ。
アビで接敵していたアカーズドカルティストが先にガズグッカルを殴る!
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ガズグッカルが目標を踏んでいたため、でかつよの貫通がちょうどよく-2となる。
さらにメガノブはヴェノムクロウラーが倒していたため、護衛はマカリのみ。
小さいカルティストが先に殴り、マカリのスペセ2+を何とか通しきり、追い攻撃で、でかつよカルティストの攻撃が炸裂、なんとガズグッカル撃破!
これはデカい!
ターン2裏:ケイオスマリーン
反撃で意外といい戦果を挙げたケイオスマリーン。
これを転機として、なんとか逆転につなげたい。
とはいえ左辺はトラックに進路妨害されているので進めない。
ヴェノムクロウラー達にはそのまま射撃で貢献してもらおう。
ヴァシュトールは退却。右辺のトラックに突撃されたワープタロンも退却。
ここでいよいよ虎の子のルブリックマリーンが出撃!中央へ展開。
敵陣側では、即応戦力で下ろしたワープタロンをけしかける。
続く射撃フェイズで、ヴァシュトールに突撃してきたオルクをヴェノムクロウラーが殲滅。
ルブリックマリーンが、左辺中央に設置した目標に居座っていたグレッチェンを殲滅。
残ったヴィンディケイターが、スクイッグホッグのキャラクター以外を倒す。
そして突撃・白兵フェイズでは、ワープタロンがボウイを切り刻む。
![](https://assets.st-note.com/img/1718807575347-5JDMZtOt7l.jpg?width=1200)
ヘルブルートもトラックに突撃。トラックを撃破。
トラックからボウイが降りてきて展開したのがやや不安だが。
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![](https://assets.st-note.com/img/1718807726823-EX7j3hj16I.jpg?width=1200)
乱戦フェイズ、スクイッグボスがヴィンディケイター2台目にとどめを刺す。
・・・しかし爆発!
残傷2だったスクイッグボスに丁度2ダメージが入り。何と相打ちに。
ターン3表:オルク
大分ユニットを減らしたオルク。
グァーグも切れて、逆にピンチとなる。
さらに、ワープタロンと喧嘩していたボウイがバトルショックに失敗し、確保点が0になってしまう。
こうなれば最後の突撃よ!
とストームボウイが仕掛ける!
・・・が、そこはルブリックマリーンの攻撃範囲!
警戒射撃じゃ---!
![](https://assets.st-note.com/img/1718807987117-Zyjf4xLJ4v.jpg?width=1200)
さすがにワープフレイマー部隊の警戒射撃は強かった。
さらに、最後の攻撃とボウイがヘルブルートに仕掛けるも、ヘルブルートの殴り返しでボウイが逆に全滅。
ここで殆どの手勢を失ったオルクが撤退を選択。
終始攻められる展開となり辛い戦いだったものの、なんとか押し返して勝利したのであった。
つ、つらかった~~~~~!!
感想
まずは改めて、対戦していただいたサノさんに感謝です。
ありがとうございました。
オルクとはケイオスマリーンコデックスで2戦目で予習はしていたでしたが想定以上に押し込まれ、移動爆発策略も相まってかなりしんどい展開となってしまいました。押し返せたのは奇跡だったかも。
終わった後、時間もあったので久々にみっちりと感想戦をしました。
そこでサノさんに、「(筆者側の目線で)何がいけなかったでしょうか。」と聞かれましたが、サノさんはプレイ歴がまだ浅いのに、非常にミスが少ないんですよね。ボードゲームの延長でウォーハンマーに入ったからでしょうか。
さらに、アビの誘発忘れなども少ないし、左辺でトラックでヴェノムクロウラーをブロックした動きなど、機転が利くのもすごいところです。
しいて言うなら、アカーズドカルティストを撃ってアビで接敵されてしまった所、キルリグから降りたボウイがヴァシュトールを狙ってしまった所(そちらに目標がなかったので、倒せててもそこまでの戦果にならなかったと思われる)が潮目だったかな~という話をしました。
ガズとノブが突撃して先手を取れ、アカーズドカルティストが全滅。
ボウイがカルティストモブなどこちらの確保ユニットを狙いに行って、目標の確保点を削ってくる。
という動きだったら、目標点の差でギリギリ負けていたかなーという感じもします。
が、たらればですね。
とにもかくにも、良いゲームでした。GGWP!
さいごに
次回は、1週間置いて静岡ハンマー。
前回の静岡ハンマーは、名古屋遠征と被ってしまったため不参加だったので、久々の静岡ハンマーです。
次は違うデタッチメントで行くか、今回の反省を活かして改良するか、なかなか悩ましい所ですね。
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ユーリンチー定食!美味しかった。