あの子のために生きる

彼女と彼女の夫のやり取りまで知った。
あの日、あの子が本当に望んだのは、彼女の
直接の手助けだったのだ。彼女の苦悩が手に
取るようにわかった。
申し訳ないと、本当に思った。

「後を追うよ」一番胸に突き刺さった言葉だった。そんなことをさせたくない。
私は生きなくちゃいけない、本当にそう思った。
会いたくても会えないけど、愛してるを伝えたくても伝えられないけど、私も何とか生きてるよという事実だけでも伝えなくちゃいけない。
頑張るとはまだ言えないけど、とにかく生きよう。私ができることはそれだけだから。


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